神様の「親に依存されたり、利用される可能性がある」という忠告に「私が選ぶ人はそんな人じゃないです」と抵抗する娘。すると神様は「自分の子に特別な能力がることを知ったら、人が変わったようにその能力に頼ろうとする者もおるんだ……」と話します。
神様の言葉を理解した娘でしたが「こっちの世界に理解がない両親も怖いです」と訴えます。すると神様は、両親にお空の世界のことを話すか話さないかは娘次第だと話します。そして、「それを選ぶのはお主の人生である」「どちらになってもその人生を心から楽しみ幸せになることが一番重要なんだよ」と教えてもらったと言う娘。さらに、生まれる前に親を選ぶ以外にもたくさん決めないといけないことがあると言うのでした。
生まれる前に決めなければいけないこと……それは!
娘の発言に「決めることって使命とか?」と尋ねるゆる子さん。すると娘は「もちろんそれも大事だけどもっと基本的なこと」と話します。そして、性別や外見などたくさんの項目があったと言うのです。娘の言葉に「私は……何のために生まれてききたんだろう?使命ってあるんだろうか?」と考え込むゆる子さん。そして「私……使命とか全然思い出せないや。私って特別な才能もないしね……」と呟きます。すると娘は「なんで才能が必要なの?」「ママはママのままで大丈夫なんだよ♪」と声をかけ「生きてるだけで素晴らしいことなんだよ?」と言うのです。
そして、ゆる子さんに向かい「ママの夢ってなに?」と聞く娘。「もう大人だよ?」とゆる子さんが返すと「大人になると、夢はなくなるの?」と真顔でひと言。そして「ママは夢が叶ったからママのやりたかったお仕事をしてるんだね?」と笑顔で話す娘。その言葉に「私って……本当に夢を叶えたの?」とゆる子さんの胸がざわつくのでした。
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お空の世界での決め事の多さに驚きました。性別や見た目、人生設計まで決めて生まれてくるなんて、お空の世界は意外にハードなのかもしれませんね。そして、「使命」1つではないということに驚きを隠せません。私たちはどんな人生を歩むと決め生まれたのでしょう? どんな使命を持っているのでしょう……? 気になりますね。