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「汚ねぇから掃除しとけ」清掃員に暴言を吐くサボり社員に制裁!清掃員の正体を知り真っ青になったワケ

「なんで僕ばっかり…」と、会社で地味に真面目に働いている僕。仕事を押し付けられてばかりの毎日、気付けば残業続き。そんな日常が、ある夜の“清掃員さん”との出会いから、思いも寄らぬ方向へ転がり始めました。

 

仕事しない社員たちのゆるすぎる日常

僕の会社には、仕事をしないことで有名な“問題社員”たちがいます。彼らは出社しても、デスクにいるのはほんのわずか。大半は休憩室でコーヒー片手におしゃべりに夢中です。

 

「今日も疲れたわ〜」

「お前ロクに仕事してないだろ(笑)」

 

なんて自分たちで笑い合い、実際に2時間くらいしか働かず、あとはほぼ休憩。しかも「同期のヤツもさ、地味な部下に仕事を押し付けてラクしてるんだってよ。俺も誰か探そうかな〜」と、他人に業務を押し付けることを自慢げに話しています。僕もその“地味な部下”の1人です。

 

清掃員への横暴な言動を目撃

ある夜、トイレで問題社員たちが女性の清掃員さんに高圧的に絡んでいる場面を見てしまいました。

 

「全然片付いてないじゃないか!ったく、汚ねぇから掃除しとけよ!」

明らかにきれいな場所なのに理不尽な言葉を浴びせる彼ら。僕は助けたい気持ちがあったけど、怖くて何もできませんでした。

 

悔しさだけが残り、せめてもの気持ちで缶コーヒーを差し入れ。「いつもお疲れさまです」と声をかけて、そそくさとその場を離れました。

 

 

社長のまさかの変装で大逆転

後日、僕の前に現れたのは、いつも厳しい女性社長。でも、その正体はなんと、あの夜に僕が缶コーヒーを差し入れた清掃員さんでした。実は社長は、普段から社内の実態を知るため、清掃員に変装して見回りをしていたのです。

 

僕がそのことに気付いた夜、社長から「最近、夜遅くに好き放題している社員たちの証拠をつかみたい」と相談され、2人で清掃員に扮(ふん)して社内の様子を調査する“作戦”を立てることになりました。こうして僕たちは、問題社員たちの“サボり”や“押し付け”の現場をしっかり録音・撮影することにしたのです

 

彼らは「休憩室のコーヒー飲み放題じゃん? だからさっきまで飲みながらくっちゃべってたわけ!」と堂々と語り、ついに現行犯でアウト。

 

社長の「みんな相応の処分を下すから覚悟しててね♡」のひと言に、問題社員たちは真っ青になって正座。僕も「先輩の仕事を押し付けられて残業してました」と堂々と告白できました。

 

やさしさが自分自身と職場を変えた

僕のさりげないやさしさや勇気は、社長の心にも響いたみたいです。「一緒に話していると楽しい」「これからも一緒にいられたらなって思って」と言ってくれた社長と、今では恋人同士。

 

問題社員たちは処分され、職場もすっきり。僕自身も「人のために動く」ことの意味を実感できました。

 

まとめ

ほんの小さな勇気ややさしさが、思いがけず大きな変化を呼び込むこともあるんですね。理不尽な空気に押しつぶされそうなときこそ、誰かのために動いてみると、案外世界は変わるのかもしれません。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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