娘「ママは夢が叶ったからママのやりたかったお仕事をしてるんだね?」と言う言葉を
きっかけに「私は……夢なんか叶えていない」とハッとするゆる子さん。そして「娘ちゃんは本当にすごいね」「いろんなことをママに教えてくれて……毎回たくさん発見があるよ」と優しい笑顔で娘に話します。ゆる子さんの言葉を聞いた娘は「だって私が生まれてきた理由は……ママを幸せにするためだから」と照れながら言うのでした。
驚くゆる子さんに娘はお空の世界で早くママの子になりたかったと強く思っていたことを伝え「ママが私を無事に産んでくれたことすっごくすっごく感謝してるの」と言うのです。娘の気持ちを知ったゆる子さんは、幼少期の苦しい思い出がよみがえります。しかし、自分だけが苦しかったのではなく、お空の世界の記憶を持った娘が一番大変な思いをしていたのかもしれないと思うのでした。
スピリチュアルな娘に感謝するときが……
娘のおかげで大切なことをたくさん知れたと気付いたゆる子さんは「私は世界一幸せな母親だよ」と娘に告げます。そして、「私のところに生まれてきてくれて本当にありがとう……」と心の中で感謝を伝えました。
それから数年後、娘は10歳に。特殊能力は変わらず、むしろ強まっていると感じるゆる子さん。この数年で成長した娘は、語彙力も上がりお空の世界の仕組みについてさらに詳しく話すように。そして、人の感情の色も見えていることが判明し、さらに消えていたはずの霊感も復活していたのです。娘の能力が強まっていることに気づいたゆる子さんは「何か意味があるから能力が残っているんじゃ……?」と思うように。そんなある日、「私、総理大臣になりたいと思って」「そうしたら世界を平和にできるんじゃないかと思ってて……」と話す娘。ゆる子さんはどういう意味? と動揺するのでした。
◇ ◇ ◇
10歳になった娘さんを見て、特殊能力が強くなっていると感じるゆる子さん。人の感情の
色が視えるようになり、さらに霊感も復活し……。しかし、どんな能力があっても娘に対し「そのままでいい」と受け入れるゆる子さんに、優しくてたくましい大きな愛を感じます。