ママ友宅へ遊びに行くと、たまみさんはお菓子を大量に食べ、手ぶらで来たのに残りを持ち帰るなどの非常識な行動で周囲を驚かせます。
さらに保育園の友だち・つむぎちゃんの服がブランドもののお下がりだと知ると、一方的にねだり、きっぱりと断られても引き下がりません。その結果、ママ友たちに距離を置かれてしまいました。
一方、職場でも、「みなさんでどうぞ」と置かれたお土産を、たまみさんが「残っていてもったいないから」と家族の分まで大量に取っていたことが発覚!同僚から、「普通ひとり1個でしょ!? 全部戻しなさい!」と激怒されてしまいます。たまみさんは困惑しながらも、お土産のお菓子を返したのでした。
一般常識がわからない母親、そのワケは?
たまみさんが幼いころ……。
同僚に激怒されたことを思い出し、納得がいかない様子のたまみさん。
「親なら、一般常識を身につけなさい!」と説教されたことが引っかかり、モヤモヤしています。
たまみさんは幼いころから、スーパーの試食は「食べてきな!」と母親に誘導され、育ってきました。幼いたまみさんがおかわりを欲しがると「ひとり1つまでなの」と店員さんに諭され、母親は「ケチね!」と言いながら、ナイロン袋をたくさん取ります。
さらに母親は「これはタダだから好きなだけ持ってっていいの!」と、たまみさんに説明するのでした。
たまみさんは、職場で否定されたことから、常識ってなんだろうと振り返っていましたね。スーパーの試食やナイロン袋など、たまみさんの今ある価値観は、これまで母親から伝えられて育んだもの。今さら間違っていると言われても納得できないのかもしれませんね。
今後、たまみさんには、周囲の人たちがどのように振る舞っているか、もう少し意識してみると良いかもしれません。配慮と気遣いができると、自然と「空気が読める人」になれるでしょう。
神谷もちさんの連載は、ブログでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。