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入園3週間後に夜泣きと歯ぎしりが…保育園に慣れるまでの親子奮闘記

保育園に慣れるまでの、親子の体験談をご紹介しています。親も子も多くの葛藤を乗り越えることで、逆に絆が深まる濃い期間になったそうです。

保育園に行く赤ちゃん

 

息子が1歳2カ月になるころ、2人目の出産のために息子を保育園に通わせることになりました。 なかなか慣れずに苦労したことや、またその経験から学んだことをいくつかお伝えします。

 

忙しかった慣らし保育期間

保育園に通い始め、最初の1週間は短時間の保育から始める慣らし保育という期間でした。「子どもが親と離れて、第三者である保育士と過ごすことに慣れるための大切な期間です」 との説明を受け、いよいよスタート!

 

預けるときに大泣きする息子。初めて息子を置いて出ていく体験に、胸を締めつけられるような想いの私。その後は家事などする暇もなく、あっという間にお迎えの時間でしたが、帰宅後の息子はいつにも増してぐずり、私から離れず家事もままならない状態でした。

 

連絡ノートは成長記録

フルタイムの保育が始まると、息子がどのように過ごしているのかとても気になり、 連絡ノートの保育士さんからのコメントを真剣に読む毎日でした。「ずっと泣いていました」というコメントは、日が経つにつれ「今日は笑顔がみられました」「ひとりで遊べるようになりました」と確実に成長している様子が伺えました。

 

そして2週間が経つころには、「給食を完食しました」との報告を受け、とても安心したのを覚えています。

 

突然の夜泣きと歯ぎしり

保育園生活がスタートして3週間が経つころには、預けるときにも泣かなくなった息子。私はすっかり慣れたのだと思い、安心していました。

 

しかしこのころから、夜はぐっすり寝ていた息子が突然起きて1時間泣き続けたり、寝ているときや抱っこしているときに歯ぎしりをするように……。息子が抱えている葛藤や、大きな頑張りを知り、私は胸がチクリと痛みました。

 

親子で葛藤を乗り越えること

必死で寂しさと戦い、頑張っている息子を見て、何とも言えない切なさが込み上げた私。たくさん泣きました。 保育士さんに話を聞いてもらうと、「必ず慣れる日が来るし、今とても頑張っているからたくさん褒めてあげて! お母さんも一緒に頑張ってあげてくださいね」という言葉を頂きました。

 

私は、息子と過ごすときはたくさん抱きしめたり、大好きだよと伝えるようにしました。 そうすることで、どこか自分自身も励まされている気がしたのです。

 

 

息子は1カ月経つころには夜泣きや歯ぎしりもなくなり、保育園に慣れてくれました。慣れるまでの期間や苦労は、体験してみないとわからないことだらけです。 そのときは出口が見えずに落ち込む日ばかりでしたが、今では親子で成長できたとても濃い時間になったと思っています。


著者:松本のあ

1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

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