「お母さんが大変だ!」
息子が小学3年生のときの、ある休日の話です。それまで生理中に体調が悪くなるようなことはほとんどなかった私ですが、その日は頭痛と吐き気がして、朝起き上がることができませんでした。
また腹痛もあり、私は這いつくばるようにトイレへ。すると、その様子を見た息子は「お母さんが大変だ!」とすぐに察知。急いで夫を起こしに行ってくれたのです。
家事までしてくれた息子
さらに、息子は洗い終わった食器を片付け、自分で朝ごはんとしてインスタントのスープやトーストを準備してくれました。
その後は夫に、「お母さんが食べられそうなものないかな?」と相談し、夫と一緒に買い物に行き、帰宅後は食器洗いやお風呂掃除まで。息子のおかげで私はゆっくり休むことができ、翌日はいつも通りに動くことができたのでした。
夫よりも私を心配し行動してくれた息子。体調不良は大変でしたが、「自分で考えていろいろなことができるようになったんだぁ」と、息子の成長に感激した出来事でした。
※生理期間中、特に重い痛みや吐き気、頭痛などの不快な症状を伴うものを「月経困難症」といいます。動けないほどの強い痛みが続く、日常生活に支障を及ぼすほどの症状がある場合は、婦人科を受診し相談しましょう。
著者:星野羊子/40代女性・男の子2人の母親。趣味はおいしいものを食べに行くこと。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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