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「何してるの!?」お風呂で急に静かになった次女→口元の異変にゾッ…血の気が引いた驚愕の光景とは!?

私は4歳と2歳の姉妹を育児中です。子どもたちはバスボムが大好きで、中から出てくるおもちゃを毎回楽しみにしています。ある日、いつものようにバスボムのおもちゃで遊んでいたとき、想定外の危険を感じた瞬間がありました……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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いつものようにバスボム遊び

バスボムの中に何が入っているのか楽しみで待ち切れない子どもたちは、いつもお風呂に入ると同時にバスボムを浴槽へ投げ込みます。体を洗い終えたころにはちょうどバスボムが溶けているので、毎回、おもちゃが出てきてから3人で浴槽に入っていました。

 

最近、長女はバスボムのおもちゃを隠して探すという遊びにハマっていて、その日もいつものようにおもちゃの探し合いをして遊んでいました。

 

 

次女の様子がおかしい…!?

長女が隠したバスボムのおもちゃを私が探しているときに、次女がやけにおとなしいことに気づきました。

 

私が声をかけると、口を開けて見せてきた次女。なんと、バスボムから出てきたカプセルを口の中に入れていたのです!


バスボムのカプセルは2cmほどの大きさ。口に入れたら危険だと思い、毎回子どもの手の届かないシャンプーラックの上に置いているのですが、その日は転がって落ちてしまっていたようです。

 

私はびっくりして、すぐに口から出すように言ったのですが、次女はなかなか出してくれません。


困っていると、お風呂に置いていた、誤飲・のど突き防止タイプの歯ブラシが視界に入りました。次女は歯磨き粉が大好きなので歯ブラシに歯磨き粉をつけて渡すと、歯ブラシをくわえるために、ようやく口からカプセルを出してくれました。

 

 

口に入れたカプセルを見せてきた瞬間は、本当にヒヤッとしましたが、誤飲につながらずホッとしました。この一件以来、小さいサイズのカプセルやおもちゃが入っているバスボムは避けるようにし、おもちゃのカプセルはすぐに浴室の外に出すようにしています。

 

◇ ◇ ◇

 

口に入れてしまった物が無事に出て、本当によかったですね。

バスボムの中に入っているカプセルやおもちゃは、サイズが小さいものが多く、誤飲のリスクがあります。直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがあるため、赤ちゃんや小さな子どもに渡さない、手の届くところに置かないように注意しましょう。

 

もしお子さんが誤飲をしてしまったときは、基本的には無理に吐かせることはせず、誤飲した物と同じ物を持参して、速やかに医療機関を受診しましょう。飲み込んだ物によっては救急車を呼ぶなど緊急の対応が必要です。

 

ただし、喉に物を詰まらせてしまった場合は、すぐに救急車を呼び、以下の応急処置をおこなってください。

 

<意識がない、呼吸がない場合>
心肺蘇生(気道確保・胸骨圧迫)をおこないます。

※母子健康手帳に方法が記載されています。もしものときのために、日ごろから手順を把握しておくと安心です。


<1歳以上の子どもの場合>
腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法)をおこないます。

①子どもの背中側から救護者の両手を回す

②みぞおちの前で両手を組み、勢い良く両手を絞ってぎゅっと押す


<1歳未満の乳児の場合>
①救護者が膝を曲げ(もしくは椅子に座り)、太ももの上に子どもをうつ伏せに抱きあげる

②子どもの背中の、肩甲骨の間のあたりを手のひらで5~6回強く叩き、詰まった物を吐き出させる(背部叩打法)。

 

それでも窒息が解除できない場合や意識がない場合には……

 

③気道確保し、子どもをあお向けに寝かせ、左右の乳頭を結んだ線の中央で少し足側を、指2本で押す(心肺蘇生法)。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:堀川京香/30代女性。2020年生まれ、2022年生まれの女の子を育児中の2歳差姉妹ママ。生理不順を機に前職を退職。自身の経験を元に妊活・出産・育児について執筆中。

イラスト:キヨ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

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