迷惑な友人たちに我慢ならず…
Aは「サプラ〜イズ! Bに子どもが生まれたんだよ! だから一緒に来ちゃった♪」と言います。Bも「久しぶり〜」とニコニコ。Bとは同窓会で顔を合わせて以来で、約5年ぶりの再会です。もちろん、Bに子どもが生まれたことも知りませんでした。私の息子はすでに2歳半になっていたので、テレビの前の柵は撤去し、リビングにはソファーも置いていました。親しくもない友人と、配慮が必要な時期の赤ちゃんを何の相談もなしに連れてくるなんて……。子どもたちの手前笑顔で対応しましたが、モヤモヤが止まりません。
とりあえず2人を家にあげましたが、私が息子とAの息子くんの相手をしている中、2人は座って楽しそうにおしゃべり……。なぜ私だけが子守りをさせられてるのかと、やはりモヤモヤ……。
そしてついに、怒りが爆発する出来事が。Aの息子くんが、棚から次々におもちゃを出して散らかし始めたのです。それでもAとBはおしゃべりに夢中で、まったくそのことに気づいていません。
すると私の息子が、Aの息子くんと一緒に遊ぼうと近づきました。するとAの息子くんは「こっちにこないで。邪魔しないで!」と叫び、息子の頭をぶったのです。息子はびっくりして泣き出します。さすがに2人とも気がついて子どもたちのほうを見ましたが、Aは注意することもなく「うちの子、遊ぶときはひとりで集中して遊びたい派なの。それに4歳の子が2歳の子と遊ぶのはちょっとつまんないよね」と言う始末……。
息子にけがはなさそうでしたが、怒りが頂点に達した私は「そうだとしても、ぶつのはいけないことだよね? きちんと注意してよ。それに、さっきから私がずっと子どもたちにお菓子を食べさせたり、絵本を読んだりしてめんどう見てるんだよ。それなのに2人はずっと椅子に座って話してるだけじゃん! 正直もう来ないでほしい!」とガツンと言いました。
すると、普段あまり怒らない私の剣幕に驚いたのか、Aはハッとした表情で「つい話に夢中になって……。ごめん」と謝ってくれました。Bも「ずっと赤ちゃんと2人でしんどかったから、誰かと話したかったの。非常識なことをしてごめんなさい」と言ってくれました。はらわたが煮えくり返る思いでしたが、謝ってくれたこともあり、その場はそれ以上何も言わずにお開きとなりました。
子どもの危険な行動を放置することは、親としてしてはいけないことだと私は思います。今後も子どもに危険が及ぶ前に、おかしいと思ったことはきちんと伝えていこうと思った出来事です。
著者:竹内美月/40代・ライター。車のおもちゃが大好きな4歳の男の子と、歌って踊るのが大好きな1歳の女の子を育てる母。平日はほぼワンオペ育児。何が起こったのかわからないほどのスピードで時間が過ぎていく、ドタバタな毎日を送っている。仕事終わりに夕飯を作りながら飲むハイボールが楽しみ。
作画:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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