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マウントするママ友「高級ホテルなんて庶民じゃ泊まれないでしょ」私「そうね~」女を黙らせた返答とは?

私は30代の主婦です。在宅で仕事をしながら、夫と幼稚園に通う娘と、毎日穏やかに暮らしています。そんなある日、近くに新しい家族が引っ越してきました。

そのおうちも、私たちと同じ3人家族。娘同士は同じ幼稚園に通うことになり、あっという間に仲良しになりました。

 

けれど正直に言うと、その子のママ・A子はちょっと苦手なタイプ。いつも自慢話ばかりなのです。

 

いつも自慢話ばかりするご近所ママ

「うちの夫、会社やってるから~」「あなたのご主人って、どこに勤めてるの? 年収は?」と、あけすけに話す姿に、私はそっと距離をとるようになっていました。

A子はいつも注目されていないと気が済まないのか、自慢話はどんどんエスカレート。

 

「今度の夏休み、ハワイの高級ホテルに泊まるの。庶民の皆さんは泊まれないようなところよ~! あ、ハワイなんて行ったこともないかなぁ~?」

 

その場にいたママたちは苦笑い。私も心の中でため息をつきました。この調子が続くなら、このまま付き合っていくのはちょっとしんどいな……と感じ、私は、“本当のこと”を伝えることにしました。

 

真実を暴露

「ホテルなんてうらやましいわ~! ハワイだと、うちの別荘しか泊まったことないから」

 

私が言うと、A子はきょとんとした表情で私を見つめています。

私はただ、人と比べてマウントを取るのではなく、“いろんな人がいる”ということを伝えたかっただけなのです。

 

A子はその場で何も言わず、恥ずかしそうに視線をそらして帰って行きました。

 

マウントママ友が話かけてきて…

数日後、A子が話しかけてきました。

 

「この前はごめんなさい。うちの夫、社長って言っても、小さな会社で。でもみんなから“すごい”って言われたくて、つい……」

 

私は、彼女のその素直な言葉に、胸があたたかくなりました。

「私も、最初はちょっと壁を作ってたかも。でも、子どもたちが仲良しだし、これからは私たちも、もう少し自然に話せたらうれしいな」と言うと、A子はふっと笑い、「うん、ありがとう」とうなずいてくれました。

 

今では、A子とはよくお茶をするようになりました。金持ち自慢ではなく、子どもの悩みや晩ごはんのこと、習い事のことなど、たわいない話で笑い合ったり相談し合える関係です。

 

当初はギスギスしていたご近所さんとの関係は、思いがけず大切なご縁になりました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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