大胆な自分に挑戦
その夜、私は「何か特別なことがしたい」と思い立ち、少し大胆になってみることにしました。普段は控えめで恥ずかしがり屋な性格の私にとって、それは大きな挑戦でした。思い切って、いつもとは違う衣装を身にまとい、少し照れながらも夫の前に立ってみました。
最初、夫は驚いたような顔をしていましたが、やがて笑顔を見せてくれて、私はホッとしました。うまくいきそうだと思い、普段あまり試さないような言葉や仕草でリードしてみました。けれどそのとき、夫が戸惑ったような表情で「こんなこと、急にしてもいいの?」と小さくつぶやいたのです。
浮かれていたのは私だけ?
その瞬間、胸が少しチクリとしました。「私、浮かれてひとりで盛り上がりすぎていたかもしれない」。そう思い、いったん立ち止まることにしました。
お互いの気持ちを落ち着かせるために、しばらく静かに話す時間を持ちました。
相手を思う行為とは
夫は、「君が頑張ってくれるのはうれしいけど、僕も君と一緒に楽しみたい。無理せず、2人でゆっくり進めていけたらいい」と話してくれました。その言葉に、私の気持ちもすっとほどけたような気がしました。
この出来事をきっかけに、私は大切なことに気付きました。夫婦生活は、自分ひとりの思いだけで進めるものではなく、相手の気持ちやペースをきちんと見つめながら、2人で築いていくものだということです。
まとめ
たとえ善意や愛情からの行動でも、タイミングや受け止め方は人それぞれ。だからこそ、相手の反応をしっかり受け止めること、そしてお互いが安心して楽しめる空気を大切にすることが、何よりも必要なのだと実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:金子優香/30代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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