SNSでバズっている方だと知ったきっかけ
天気が良いある日。散歩をしていると、ひときわ大きな声が聞こえてきました。声につられ近づいてみると、ベランダで何か話す姿が見えました。誰かとおしゃべりしているのかと思ったら、1人でパソコンの画面に向かって話をしていたのでびっくり。最初は何をしているのか理解できませんでしたが、話している内容から、動画を撮っているのだと気付きました。
その後、何げなくSNSを見ていたらおすすめで上がってきていて、もしやと思いクリック。まさしく、私が撮影しているのを見た動画がアップされているのを見つけました。あまりにも今まで感じていたおとなしいイメージと違って、よく話し、よく笑って楽しそうにしている表情に戸惑いながらも、こんな一面もあるのだと感じました。
SNSの中では子育て最高と言っていたけれど
とても順調にSNSのフォロワーを増やすご近所さん。「子どももかわいくて仕方ない、子育て最高!」と話す動画を見て、うらやましく感じていました。
以前は、よく外に子どもがひとりでいるところを見かけましたが、最近は見かけないし、うまくいっているのだなと思っていました。しかし、実際は私の子どもが成長して、外に出ることが少なくなったから知らなかったのであって、現在も子どもはひとりでいることが多いという話を、別の近所の方から聞きました。
さらに同年代の子に感情的な発言をしたり、時には行き過ぎた行動もあるので、あまり近づかないほうがいいとまで忠告を受けました。あんなにSNSの中では子どもがかわいくて仕方ないという雰囲気なのに。私の頭の中は完全に混乱してしまいました。
さらに私の頭が混乱する友だち問題
ある日のSNSの内容は、友だちについてでした。「自分には友だちは1人もいない。でも友だちって必要なのか。いなくても生きていけるし、なんとかなる」という内容を話していました。そのお話はフォロワーさんから多くの共感を呼んだらしく、多くのコメントと「いいね」の数。
そこで私の中で疑問が生まれました。私が見る限り、友だちはたくさんいるけれどなぁ……と。子どもが幼稚園から一緒の方とは、家族ぐるみで休日一緒にお出かけしていたところを何度も見ているし、近所に子どもが不在のときでも家を行き来する人たちがいたと思うけれど、あれは友だちじゃないってこと? なんて、私が見ているご近所さんはと、SNSの中のご近所さんとのギャップがあり過ぎる出来事でした。
まとめ
現在は、顔を合わせても以前のようにスマートに話しかけることができず、あいさつまでもがぎこちない関係になっています。お互い40代でいろいろ経験があるからこそ、踏み込めない領域があるような気がして、距離感に戸惑う日々です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:徳 衿唯/40代。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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