大雨の翌日、またもやかかじりさん宅へやってきたこうたくん。
かいくんが外へ出ても、かかじりさんが外へ行こうと促しても、「中であそぶ!」とワガママを言い、頑なにかかじりさん宅から出ようとしません。
外と家を往復しながら、かかじりさんが「もうお外おいでー!?」とこうたくんへ声をかけると、ようやくこうたくんは外へ。しかし、家の中はおもちゃが散らかったひどい状態に……。
モヤモヤするかかじりさんがこうたくん宅を見ると、窓が開いて網戸になっていることに気付きます。「声を聞くだけでは子どもの見守りにはならない……」心の中で、いろいろ不満に思いながらも直接こうたくんママには言えず、かかじりさんはこの日もひとりで子どもたちの見守りをして家に帰りました。
ある出来事で、ママのストレスがついに爆発!
非常識な行動を繰り返すこうたくん、それを注意せず、家から出ても来ないこうたくんママにストレスが溜まったかかじりさんは、パパに愚痴を吐き出します。
かかじりさんの話を聞いたパパは「こうたくんママに言いに行く?」と提案しますが、言いに行く勇気が出ないかかじりさんはそれができません……。
解決しない問題でクヨクヨ悩むことに疲れてしまったかかじりさんは、トイレの大掃除をしてストレス発散! 少し気分がスッキリしたかかじりさんは、この日も子どもたちが遊んでいてもこうたくんママは出てきませんでしたが、あまり気になりませんでした。
しかし、帰るころになって、こうたくんの姿がないことに気付きます。帰ったのかと思いきや、なぜかかかじりさん宅から出て来たこうたくん。
「何してんの……」
かかじりさんが聞いても、こうたくんは「なんもしてない!」とウソをつき、そそくさと帰っていきます。
「また散らかした? 今度は盗み?」と不安を募らせるかかじりさん。家の中を確認しても漁られた形跡はなく、きれいなままでしたが、トイレに行くと、新調したトイレマットが濡れていることに気付きます。
勝手に家に入ったこうたくんがお漏らしで汚したのだとわかります。我慢の限界が来たかかじりさんは、こうたくんママに注意することを心に決めたのでした。
わが子が他人の子から意地悪されたとき、まず子どもの気持ちを最優先に考え、その上で意地悪の程度や保護者との関係性などを考慮して、相談・注意するかどうかを判断したいところですね。危害を加えられたわけではないため、かかじりさんはこうたくんママに注意するのを躊躇していましたが、自宅に無断で入られたこと、トイレを汚されたことで踏ん切りがついたようです。まして、お隣同士で今後も何かとお付き合いが必要な関係のため、取り返しのつかない問題が起きてしまう前に、今の段階で一度きちんとお話ししておくとよさそうですよね。
かかじりさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。