浮気相手に核心を突かれて…?
夫はその場しのぎの言葉で、この状況を丸く収めようとしたようです。しかし、それは相手の女性にも、私にも通用しませんでした。
「今回は離婚しないであげる……なんて、言うと思った?」
かほさんは、めいさんに電話をしたら離婚は考え直すという条件を白紙に戻します。みるみる顔が青ざめ、言葉を失うりょうさん。
「どう? 信じた相手に裏切られる気分は」
かほさんは、今までりょうさんが騙してきたことと、同じことをしただけと言います。
そして、父親になる自覚もなく嘘つきな男を許せるわけがないと、離婚の意思は固いことを宣言。
「自分のしたこと、子どもを作った責任は果たしてもらうから」
かほさんのその言葉を最後に、2人は離婚したのでした。
信じていた夫にさんざん裏切られた妻が、たった1本の電話ですべてを許せるほど現実は甘くありません。かほさんがあえてりょうさんに希望を持たせる嘘をついたのは、りょうさんの甘さを見越していたからなんですね。
すべてを失い、りょうさんがようやく自分の間違いに気付けたとしても、信頼はもう元に戻せないところまで来てしまっていました。愛してくれた人を裏切った代償は、並大抵な大きさではないのだと、りょうさんの胸にしっかりと刻まれたことでしょう。
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