最後まで反省しなかった夫
最後に、信じた相手に裏切られる気分を夫に思い知らせた私。
そして、浮気した責任と子どもを作った責任を果たすように言い渡し、後日、正式に離婚しました。
離婚後、りょうさんの両親はかほさんに謝罪し、今後もサポートすると約束。かほさんもそれを受け入れ、その後、無事に元気な女の子を出産しました。
ほどなくして、看護師の仕事に復帰し、実家近くのアパートで娘と2人暮らしを始めたかほさん。りょうさんからは慰謝料を受け取り、娘の養育費も取り決め通り受け受け取って、生活しています。
実家に戻ったりょうさんは、両親から監視され、家と会社を往復する生活を送っている様子です。
『あまりバカなことはしないでほしいけど……』
かほさんとしては、きちんとお金さえ支払ってくれたら、好きに生きていってくれていいと思うのでした。
かほさんがりょうさんの浮気を許して、離婚していなかったとしても、りょうさんはまた現実から逃げるために、浮気に走っていたかもしれません。かほさんは、りょうさんの態度にも惑わされず、冷静に現実と向き合ったからこそ「許す」ではなく、「離婚」という意思を貫きました。
それは、かほさんにとって、疑心暗鬼になる日々よりも、子どもと穏やかに過ごせる日々のほうが大切だと気付いていたからなのかもしれませんね。
のむすんさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。