「愛していたから」妻の言葉に、夫は…
「結婚してから3年間ずっと、あなたのDVに耐えてきた」夫にそう告げた私は、昔の夫を振り返ります。
結婚前と結婚後のシュンさんの変わりようを話し出したみゆきさん。
人が変わってしまっても、「愛していたから」シュンさんを支え、我慢を続けていたと告白します。
「頭ごなしに否定され、私は何もできなくなった」
そう話すみゆきさんに、シュンさんは焦って「お前が人間として成長できるよう見守っていたんだ」と抗議します。
会社では新人をそう教育するのだと言い、自分はそうして勝てる人間になったと反論するシュンさんに、みゆきさんはひと言。
「反吐が出る」と、容赦なく言い放つのでした。
夫婦とはどちらか一方が教育を施すような関係なのでしょうか。本当にパートナーの成長を願うのであれば、妻の苦しみを見ないふりするのではなく、支えながら一緒に学ぶことができたはずです。
シュンさんには、まずは夫婦として対等に会話をするという意識を持ち、みゆきさんがどんな場面でどんな思いをしてきたのかを知ってもらいたいものです。
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