信じられない夫のひと言
子どもの診察を終えて帰宅した後は、看病に追われながら、洗濯や夕食の準備などもこなさなくてはならず、心身ともに疲れ切っていました。
そんな中、夫はテレビを見ながら、「俺の夕飯は?」とだけひと言。体調がすぐれない子どもが目の前にいるにもかかわらず、自分の食事の心配だけを口にしたその姿に、私は心のどこかがスッと冷えていくのを感じました。
わかり合いたいと努力してきたけれど
もともと夫は、家事や育児に積極的なタイプではありませんでした。それでも何度も話し合いを重ね、わかり合おうと努力してきたつもりです。
しかし、この出来事をきっかけに「もう何を言っても伝わらないのかもしれない」と感じるようになりました。
もう愛情ではないのかも
生活を共にしてはいるけれど、そこにあるのは愛情というより、日々を回すための協力関係だけ。そんなふうに思えてしまったのです。
夫婦は一緒に家庭を築いていく存在のはずです。けれど、思いやりや気づかいが欠けてしまえば、どんなに時間を共にしても、気持ちは少しずつ離れていくのだと痛感しました。
まとめ
この出来事を通じて、結婚生活において大切なのは、言葉よりも行動、そして日々の積み重ねなのだと、改めて思い知らされました。何げないひと言が、心を大きく揺さぶることもある……。それを実感した日でもありました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:清水咲/30代女性・パート
イラスト/きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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