車に充満した香りで「車酔い」
運転役のA子は、B子、C子、私を順に迎え、最後にD子をピックアップしました。ドアが閉まると同時に車内はむせ返るほどの香水の香りに包まれましたが、D子は良かれと思っていたようで、誰もすぐには指摘できませんでした。
最初の1時間は世間話で盛り上がったものの、B子が「ごめん、車酔いしたかも」と顔面蒼白に。路肩に停車して休憩することにしました。
次々と吐き気に襲われて…
休憩中、A子がB子に小声で「香水がきつかったかも…」とつぶやくのが聞こえ、私は意を決してD子に「少しつけ過ぎかも。落としてもらえないかな」と頼みました。
D子は「えっ、ごめん!」とトイレへ。ところがその間にC子も気分が悪くなり、私まで吐き気を覚え、全員が旅の続行をためらうほどの状況になりました。
2回目の香りオフでようやく笑顔に
D子が戻ってきても香りはまだ残っていたため、再度お願いすると「もう1回しっかり拭いてくる!」と快諾。2回目の拭き取り後、においはかなり薄まり、私たちは何とか再出発できました。
いい香りもつける量を間違えると、悪臭になり、人に影響を及ぼすことになるということを身をもって学んだ瞬間でした。
まとめ
帰宅後もこのメンバーが集まると、「香水事件」として笑っています。私は香水を使いませんが、化粧品や柔軟剤などの香りも購入前に必ず確認し、「自分は平気でも他人はどう感じるか」を意識しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:木月まみ子/40代女性・会社員
イラスト/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
関連記事:「く、臭い…!」楽しかったはずのバーベキュー後、愛車を襲った悪臭の正体とは【体験談】
関連記事:「まるで地獄」帰宅すると鼻を突き刺すにおいが!においの源はトイレ!?彼との新生活で思わぬ試練が
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!