記事サムネイル画像

「嫁は介護要員だろ?」実母の介護を拒否した挙句、暴言を吐いた夫に返された怒りの鉄つい

30代の私は、自営業で在宅勤務しています。最近、夫の様子がおかしいことに気が付き、浮気をしているのではと問い詰めてみました。すると夫は即否定。「神に誓って浮気はしていない」と断言したのですが……。

 

義母が大変なことに…

夫が浮気疑惑を全面否定し、「仕事で忙しいんだ、信じてくれ」と訴えるので、私はひとまずは疑いの矛を収めました。

 

そんなある日、義母が道端で転倒し、骨折したとの知らせが。しかし夫は、何度連絡しても電話に出ません。私が鬼電を繰り返すと、ようやく夕方になって夫から電話がありました。

 

「骨折が治るまでのお義母さんの介護について相談したい」と訴えると……。夫は、「俺は無理。老いた母親の体なんて見たくないし気持ちが悪い。嫁はこういうときのためにいるんだろ」と責任を放棄し、自分の嫌悪感を優先したのです。

 

さらに、「出張が入った」と1カ月以上家を空けることを宣言。私が在宅勤務だからと義母と同居するように押し付けてきたのです。

 

ようやく連絡がつき…

それから1カ月後。「明日、出張先からいったん帰る」と夫が無神経なメッセージを送ってきました。

 

「母さんの介護ご苦労さん」

 

「押し付けちゃって悪いな」

 

「介護なんてしてないけど?」

 

「は?」

 

夫は悪びれることもなく、「ま、出張だったんだから仕方がないだろ?」と。あきれた私は速攻で返信しました。慌てて電話をかけてきた夫は、「介護をしていないって、どういうことだ!」と問い詰めてきました。

 

そう、実は……。義母の骨折はウソで、息子の浮気に気付いた義母と相談して仕掛けた策だったのです。義母は私の何枚も上手で、すでに証拠も押さえていました。そしてなんと、夫の出張も偽り。浮気相手のところに入り浸っていたのです。

 

私から電話を受け取った義母は、夫に宣言。

 

「母親より浮気相手を選ぶなんて思っていなかった。あんたなんて息子じゃない」と絶縁を宣言。「それに比べてお嫁さんは、あんたを最後まで信じようとしていた」と私の味方になってくれました。

 

 

これは離婚一択!

「本気じゃなかった」「ストレスのはけ口だった……」と、おろおろと言い訳を始めた夫に対し、私は完全に愛想が尽きていました。

 

その後も離婚を拒否し続けた夫。結局、離婚調停でようやく成立しました。約半年も時間がかかったので、本当に最後まで迷惑な人でした。夫は私との離婚後、実は義母名義だったマンションからも退去させられました。

 

一方、義母は私に、息子の不義のお詫びだと言ってマンションを売却したお金で新居を用意し、離婚を後押ししてくれました。もちろん傷ついた心はまだ癒えていませんが、義母が味方になり、離婚後も旅行へ連れて行ってくれたりと、たくさん支えてくれました。もう「義母」ではありませんが、頼れる大切な人であることは変わりません。これからも良い関係を築いて、私も義母が困ったときは手助けしたいと思っています。

 

--------------

不倫で妻を裏切っていたどころか、実の母親にまでウソをついた夫。これは見放されても当然ですよね。離縁するまでも大変だったようですが、義母と良好な関係を続けていけそうでよかったです。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP