違和感たっぷりの夜
どちらともなく緊張しながらも、やさしいキスと丁寧な愛情表現に、自然と体を預ける流れに。お互いの気持ちが通じ合っている――そんなふうに思っていました。
ところが、いよいよというタイミングになったその瞬間、私はふと「あれ?」と感じました。刺激もなければ、違和感もないのです。
私がおかしい!?
そう思った瞬間、私の中に一気に不安が押し寄せました。「私の感覚がおかしいの?」と、自分を責めるような考えが頭の中をぐるぐる回り、彼の顔を見ることもできなくなってしまいました。
しかし、彼は至って真剣な表情。私は盛り上げるべきか、正直に違和感を伝えるべきか迷ったまま、数分後には行為が終わっていました。
相性も大事だと悟る
その後も何度か同じような夜を過ごしましたが、毎回感情も刺激もなく、ただ時間だけが流れていくような感覚でした。
体を通して伝わる相性は、思っていた以上に大切なものなんだと、そのとき初めて知りました。
まとめ
この体験を通して、愛情と体の相性は、まったく別のものだと実感しました。あのとき私は、その違和感に正面から向き合う勇気を持てませんでした。そして、そのすれ違いが積み重なり、やがて体の関係自体がストレスになって、彼とは自然と距離ができ、お別れすることになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:長谷川美玲/30代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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