ママ友を訪問したのは誰?
これは、娘たちが幼稚園に通っていたころの話です。幼稚園生活にもすっかり慣れたころにママ友から「〇〇ちゃんママのところって、今、おばあちゃんがお手伝いに来てるの?」と突然メッセージが届きました。
不思議に思いつつ、実母も義母も遠方なので来ていないことを伝えて、「どうして?」と聞きました。すると、幼稚園の近くで「〇〇の母です。娘とその子どもたちがお世話になっております」と高齢のご婦人からご挨拶されたと言うのです。
わが家の家族とは似ていない顔立ちだったうえ、私の父よりもだいぶ年配に見えたので、「本当にお母さん?」と違和感を覚えたそうです。
すぐに幼稚園の事務室に行き、その日は娘たちを引き取って、夫に連絡して、早めに仕事から帰宅してもらいました。
気味が悪かったこともあり、当時は賃貸住まいだったので、少し離れた場所に引っ越しました。
その後、不審者に遭遇することはありませんでしたが、なんとも後味の悪い出来事として記憶に残っています。娘たちは今では小学生になりましたが、状況に応じて今も送迎することがあります。
あの一件以来、当たり前だと思っていた日々の暮らしが、実はとてもかけがえのないものだと気づかされました。あのときは本当に怖かったけれど、いまは家族みんな元気に暮らせていることにほっとしています。これからも無理せず、用心しながら、自分たちのペースで過ごしていけたらと思います。少しの気配りが家族を守ることにつながると信じて、穏やかな日々を大切にしていくつもりです。
著者:桜野うさぎ/30代女性/7歳の双子姉妹を育てている専業主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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