スーパーに入店
当時2歳だった息子を連れて、夕方のスーパーへ。朝からずっと一緒に過ごしていて、私は息子の相手に少々疲れ気味でした。それでも夕飯の材料くらいは……とカートに息子を乗せて入店しました。
案の定の大暴れ
スーパーに入店してしばらくは大人しく乗っていた息子。「このまま大人しく乗っててくれ〜」と心で祈りながら、私は大急ぎで買い物をしていました。が、しかし、お菓子売り場の横を急いで通り過ぎようとしたとき、自分の好きなお菓子が陳列されているのを覚えていたのか、「降りるー!!」と息子が大暴れ。
降ろせば自由に走り回って大変なのが目に見えてわかっていたので、「お家に同じお菓子あるよ」となだめてみましたが、逆効果でさらに息子は大泣きしてしまいました。周囲の視線がすでにクタクタの私に痛く刺さりました。まだ買い物が残っていたものの、諦めて帰ろうと思ったときです。
店員さんのまさかの対応
近くで品出しをしていた女性店員さんが「すみません」と言ってさっと近づいてきて、息子に笑顔でこう言いました。「こんにちは〜。このカート、アンパンマンのシール貼ってあるよ。見える?」
なんと、小さなシールを1枚、カートの前に貼ってくれたのです。
それを見た息子はピタリと泣き止み、「アンパンマン!」と笑顔に。その後、私にも「大変ですよね。必要な物、一緒に探しましょうか?」と声をかけ、探していた商品を一緒に探してくれた店員さん。
そのひと言に、思わず胸が熱くなりました。レジを通るとき、息子は手を振り、店員さんも笑顔で応えてくれました。
あの日、さりげなく声をかけてくれた店員さんのやさしさに、私は心から救われました。私も、もし同じように困っているお母さんを見かけたら、あのときの店員さんのように、そっと寄り添える人でありたいと心から思います。
著者:稲田 まほ/2017年生まれと2021年生まれの男の子のママ。現在、妊娠中で専業主婦。結婚前はファッション関係の仕事に従事。現在はフリーランスとして活動中。保有資格は宅地建物取引士とネイリストの資格。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
※AI生成画像を使用しています
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