おじいちゃんやおばあちゃんから「赤ちゃんの足が冷たくてかわいそう。靴下を履かせなさい」って言われたことはありませんか? 赤ちゃんに室内で靴下を履かせるかはママの間でも賛否ありますが、「履かせない派」のママたちにとっては頭を悩ませるところ。おじいちゃんやおばあちゃんにどうやって説明したら、「履かせない理由」をわかってもらえるでしょうか?
赤ちゃんのメカニズムを説明する
赤ちゃんが手足の先で体温調節をしているということは、育児書にも書かれていますし、助産師さんなどの専門家からも聞く話。赤ちゃんの足先の色が悪くなければ、「室内では靴下はいらない」というのが定説になっています。
ところが、おじいちゃんやおばあちゃんの世代はそれを知らず、「足が冷たい=温めてあげなければ」と考えがち。「室内では靴下はいらない」ということを説明して、それでも納得してもらえないようでしたら、赤ちゃんのおなかや背中を触ってもらって温かいことを確認できたら、安心するかもしれません。
フローリングの家庭では転倒に注意
現代の家庭ではフローリングが多いです。フローリングはすべりやすいので、あんよができるようになった赤ちゃんが靴下を履いて歩くと、つるんとすべって転んでしまうことも。その拍子にテーブルの角などに頭をぶつけたら大変です。無理に靴下をはかせようとするおばあちゃんには、「赤ちゃんの安全のためにも室内では靴下は履かせていないんです」と説明するのも手ですね。
赤ちゃんだけでなく、幼稚園くらいの子どもでも同じこと。靴下を履いたまま走り回って転倒してしまうこともあるので、フローリングでの靴下には注意したいところです。
帰省の際などにおじいちゃんやおばあちゃんに会ったら、靴下のことを言われるかもしれません。赤ちゃんを心配しての発言であるのはわかっていても、あまりに「かわいそう」を連呼されるとカチンとくることも。ちゃんとした理由があって履かせていないのだということを、わかってもらえたらいいですね。