うなぎの代わりに使うのは、まさかの“アレ”
今回ご紹介するのは、ヤマサ醤油公式レシピ「茄子の蒲焼丼」。
そう、うなぎの代わりに使う食材というのは「なす」なんです……!
群馬県のお店が始めた「茄子の蒲焼丼」が、“ケンミンショー”こと日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW極』でも紹介され話題になりました。
夏野菜のなすは、このところスーパーでも3~4本入りが100円〜200円くらいで買えるお手頃野菜。
メイン材料はなすとごはんだけ!?というギャップに惹かれて、さっそく作ってみました♪
ヤマサ醤油「茄子の蒲焼丼」のレシピ
材料(2人分)
・なす(太めの長なす)…2本
・小麦粉…少々
・ごま油…大さじ1
・温かいごはん…2人分
・粉山椒…少々
・大葉(千切り)…適量
【A】
・醤油(ヤマサ 絹しょうゆ)…大さじ2
・砂糖…大さじ2
・酒…大さじ2
・みりん…大さじ2
・水…大さじ2
・オイスターソース…小さじ1
醤油は自宅にあるもので代用しました。また、小麦粉の代わりに米粉を使用しています。
作り方①なすをカットして皮をむき、電子レンジで加熱する
なすは、真ん中の太い部分を12cm残して上下をカット。うなぎの長さを意識して切りました。
皮を薄くむいたら、水でぬらした後に1本ずつラップで包みましょう。電子レンジ(500W)で2本一緒に4分加熱します。
加熱している間に、【A】を混ぜておきます。
なすを加熱し終えたら、ラップで包んだままの状態で粗熱をとりましょう。
作り方②なすの縦真ん中に切り込みを入れ、左右に広げる
繊維と直角に包丁を入れると、厚みが均等になりますよ。
見た感じはもう、うなぎに近づいているのでは……!?
作り方③なすに小麦粉をふり、ごま油を熱したフライパンで焼く
粉はなすの両面に。
ごま油でこんがりと焼き上げます。筆者は焼き色がつくように、中〜強火で加熱しました。
加熱したら、一旦取り出しましょう。
作り方④フライパンに【A】を混ぜたタレを入れて火にかけ、焼いたなすを戻す
タレにとろみがついたら……
なすを投入!しっかりタレと煮絡めます。
作り方⑤ごはんに盛り付け、トッピングしたら完成!
丼に盛ったごはんの上に、なすをオン!
粉山椒や大葉は、お好みでのせてくださいね。
【実食】気になる味は……まさかの「うな重」級!?
まず見た目の再現度がすごい!
なすを開いて焼いただけなのに、ここまでうなぎに近づけられるんだ……(感動)。
たっぷりのタレと山椒をふると……もう見た目と香りはもう、完全にうなぎ。香ばしさと照りがまるで本物です。
なすは、はしでスッとほぐれるくらいトロトロ♡
一口食べてみると、タレの甘辛さがじゅわっと染み込んでいて、ごはんが進む進む!
ただ、味はやっぱり「なす」ですね(笑)。
うなぎではないけれど、トロッとした食感と焼き目の香ばしさが絶妙で、目を閉じれば蒲焼きを食べてる気分になります。
うなぎとは違うけれど、みずみずしいなすだからこそのジュワッと感もたまらない……♡
さっぱりなので、胃もたれ知らずでペロリと完食です。
うなぎとは違うけれど、「これはこれで美味しい」と家族からも好評でした。なすが安い今、これは家計を救うメニューになるかもしれません。
「今日はうなぎ気分だけどお財布がピンチ……」なんて日にもピッタリの一品。なすと調味料さえあれば作れるので、ぜひ試してみてくださいね。