ぬくぬくと温かくて快適な「こたつ」。寒い冬は、一度は入ったら抜け出すのが大変ですよね。でも、赤ちゃんには危険なこともあるって知っていましたか?
こたつはなぜ危ない?
こたつの内部の温度は一般的に、低くても35度〜40℃、高いと60℃を超えるほど高くなります。大人でも、長時間入っていると低温やけどをする恐れがあるほど。
まだ肌がデリケートで体温調節もうまくできない赤ちゃんを、熱のこもったこたつに長時間寝かせるなどすると、気付かないうちに低温やけどや脱水症状を起こしてしまう危険もあるので、十分に注意したいものです。
もぐりこむ事故にも注意して
ハイハイを始めた赤ちゃんにとっては部屋中が遊び場のようなもの。こたつがあれば、当然興味を示して入りたがります。親がちょっと目を離したすきに赤ちゃんがこたつの中にもぐりこんでしまい、発熱体の部分に触れてしまう、外に出られなくなって脱水症状を起こしてしまうという可能性もあります。
こたつから離れるときはこまめに電源を切るようにし、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
気を付けたい暖房器具は?
同じようにホットカーペットも長時間寝かせると低温やけどの恐れがあるといわれています。また、ファンヒーターや石油ストーブは本体が熱くなって危険なので、周りにベビーゲートなどを設置して、赤ちゃんがケガをしないように対策をしたいですね。
赤ちゃんが生まれると暖房器具をどうすればいいか悩みますよね。大人にとっては「ちょうどいい暖かさ」でも、赤ちゃんにとっては「暑すぎる」ということも。暖房器具の温度にも気を付けながら安全に使用しましょう。