「皮肉な物ね…」離婚裁判にお前は不利だと侮辱する夫→私が有利だけど?夫は顔面蒼白に…! #夫を捨てます 37
「私、夫を捨てます。」第37話。デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。育児や家事のことで夫から罵倒される日々に苦しんでいたみゆきさんは、仕事に復帰するため保活に励みます。
しかし、認可保育園の選考に落選し、認可外保育園への入園は夫が却下。仕事や育児、家事のすべてを否定され、結局、仕事を辞め、みゆきさんは夫に怯えながら暮らすようになります。
夫は、専業主婦となったみゆきさんの育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入。生活費が不足し、みゆきさんは食事もままならない生活を強いられます。
そんなとき、みゆきさんがDVを受けていると知った親友・ももこさんが、みゆきさん親子を救出。洗脳から目が覚めたみゆきさんは「夫を捨てる」と決意します。
一方、上司から「家庭を大切にしていない部下は必要ない」と断言された夫は大慌て。みゆきさんに離婚を宣言され、どうにかして説得しようと試行錯誤。そして、夫は離婚裁判をして、時間をかせごうとひらめき……。
裁判に有利なのはどちら?
私は、夫からの離婚裁判に受けて立つと宣言しました。













シュンさんは自分が裁判に有利な立場だと主張し、不利になる証拠も無いと強気。一方、みゆきさんには何も無いとバカにします。
「DVの証拠ならちゃんとあるわ!!」
夫から自分の言いつけを記録するよう指示されたみゆきさんは、これまで詳細な日記を書き続けていたのです。
みゆきさんの書いた日記が有利な証拠になり得ると理解したシュンさんは顔面蒼白になるのでした。
シュンさんは、まさか自分の言葉によって自分が不利な状況に追い込まれるとは思ってもみなかったでしょう。自業自得とはまさにこのこと。発言から、妻のことを見下し、何もできない人間だと侮っていることがひしひしと伝わります。「妻」と「夫」である前に、まずひとりの人間として、夫には他人の尊厳を守り、意思を尊重する姿勢を思い出してほしいですね。
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