「待てえええっ!!」離婚裁判に不利だと絶望する夫→私の言動を勘ぐり暴走…ついに!? #夫を捨てます 38
「私、夫を捨てます。」第38話。デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。育児や家事のことで夫から罵倒される日々に苦しんでいたみゆきさんは、仕事に復帰するため保活に励みます。
しかし、認可保育園の選考に落選し、認可外保育園への入園は夫が却下。仕事や育児、家事のすべてを否定され、結局、仕事を辞め、みゆきさんは夫に怯えながら暮らすようになります。
夫は、専業主婦となったみゆきさんの育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入。生活費が不足し、みゆきさんは食事もままならない生活を強いられます。
そんなとき、みゆきさんがDVを受けていると知った親友・ももこさんが、みゆきさん親子を救出。洗脳から目が覚めたみゆきさんは「夫を捨てる」と決意します。
一方、栄転が決まった夫は離婚だけは会社にバレたくありません。みゆきさんに離婚を宣言され、夫は折衷案として別居を提案。しかし、みゆきさんは「子どもへの愛がない父親は不要」と真っ向から拒否。離婚裁判の話まで持ち上がります。
妻がわざわざ帰宅した理由を深読みした夫
私は、離婚裁判で不利な立場だと自覚し、絶望する夫に別れを告げます。
















「何かがこの女を変えた!!」
そう感じたシュンさんは、みゆきさんが盗聴器を持って帰宅したのではないかと考えます。
抵抗するみゆきさんからバッグを無理やり奪おうとするうちに、ついにみゆきさんに手を上げたシュンさん。
「暴力ではなくしつけだ」
シュンさんは、倒れ込んだみゆきさんに暴言を浴びせ、暴力ではないと主張するのでした。
窮地に立たされた末、自分の言動を正当化しようとするシュンさん。暴力は相手の体だけでなく、尊厳や心を踏みにじる行動です。どんな理由があったとしても、手を上げる理由にはなりません。
内閣府の「DV相談ナビ#8008(はれれば)」に電話をかけると、最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。匿名でも相談できるので、ひとりで悩まずにまずは話してみてくださいね。
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