「覚えてないでしょうね」DVの決定的瞬間を撮られて焦る夫→私が証拠を掴んだ秘策とは? #夫を捨てます 40
「私、夫を捨てます。」第40話。デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。夫から罵倒される日々に苦しんでいたみゆきさんは、仕事に復帰するため保活に励みますが、認可保育園の選考に落選。認可外保育園への入園は夫に却下されてしまいます。結局みゆきさんは仕事を辞め、夫に怯えながら暮らすように……。
夫は、専業主婦となったみゆきさんの育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入。生活費が不足し、みゆきさんは食事もままならない生活を強いられます。
みゆきさんがDVを受けていると知った親友・ももこさんが、みゆきさん親子を救出。みゆきさんは、夫を捨てると覚悟し、離婚を宣言。
一方、出世のために離婚したくない夫は、折衷案として別居を提案しますが、みゆきさんはそれを拒否。話は離婚裁判まで発展します。
窮地に立たされた夫は、みゆきさんが盗聴器を隠し持っているのではないかと疑い、みゆきさんに手を上げ、無理やり奪おうとします。夫が暴力を振るった瞬間、ももこさん登場! 焦る夫に対してみゆきさんは……。
証拠をつかむための秘策とは
夫は、なぜももこがタイミングよく部屋に入って来れたのか、理由がわからず叫びました。











妻子に興味がなかったシュンさんは、以前にみゆきさんから受けた相談すら覚えていません。
これまでカメラが見つからなかったのは、自分自身の発言がきっかけだったことを知り、シュンさんはさらに衝撃を受けるのでした。
過去に、見守りカメラについて相談したみゆきさんに、冷たい言葉を投げつけたシュンさん。子どもの安全は母親だけでなく、父親も一緒になって考えるべきことです。シュンさんには、子育てに対する妻の不安をくみ取り、ともに安全対策を考えてほしかったですね。
内閣府の「DV相談ナビ#8008(はれれば)」に電話をかけると、最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。匿名でも相談できるので、もし悩んでいる場合は、ひとりで抱え込まず、まずは話してみてくださいね。
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