バナナは1日2本がちょうどいい!
バナナは1日2本を目安にするのがおすすめです。「え、そんなに食べていいの?」と意外に思うかもしれませんが、実はこれが果物の適量なんです。
果物には心疾患や脳卒中のリスクを低下させてくれる効果があり、1日200g食べるのが理想とされています。
バナナは1本で約100gなので、2本食べればちょうどその量に。もちろん、みかんやリンゴ、キウイなどと合わせて200gにしてもOKです。
果物は毎日食べるのが理想ですが、日本人の1日の平均摂取量は98.9gと、かなり少ないんです。
さらに、10人中4人はまったく食べていないという報告も!
意識しないと不足しがちなので、気軽に食べられるバナナから取り入れてみましょう。
子どもは年齢に合わせて調整しよう
子どもは体が小さいので、年齢や体格に応じて量を調整するのがおすすめ。
明確な決まりはありませんが、以下を目安にしましょう。
- 乳幼児:1/2〜1本
- 小学生以上:1~2本程度
「朝食に1/2本」「おやつに1/2本」など分けてあげるのも◎。
バナナでお腹がふくれてご飯が入らない……なんてことにならないように、食べるタイミングにも気をつけてくださいね。
バナナはダイエットの強い味方だった
バナナは甘いから2本も食べたら太りそう……と思っていませんか?
バナナ1本分のカロリーは93kcal。一般的なおやつと比べるとかなりヘルシーです。
例えば、ポテトチップス1袋(60g)が約336kcal、ショートケーキ1個が約355kcalなので、バナナに置き換えるだけで摂取カロリーを抑えられます。
しかも食物繊維やビタミン、カリウムなど体に必要な栄養がたっぷり!中でも食物繊維は腸をキレイにしてお通じを改善してくれるので、ぽっこりお腹も解消できます。
さらに腹持ちも良く、自然に食欲を抑えられますよ。
食べすぎは要注意!
バナナが体に良いからといって食べ過ぎるのはやめておきましょう。
たとえば毎日バナナを4本も5本も食べ続けると、さすがに糖質やカロリーの摂りすぎで体重増加の原因に。
傷みそうだったから慌てて5本も食べちゃった!なんてことがあっても、1日だけなら大丈夫です。
その後、2〜3日くらいは量を控えめにして調整してくださいね。
朝バナナ派さんは乳製品で栄養バランスUP!
朝は簡単にバナナだけで済ませる方も多いですよね。調理いらずでお手頃、栄養もたっぷりな優秀食材ですが、実はタンパク質が少ないんです。
タンパク質は筋肉や髪、肌を作る大切な栄養素なので、不足すると筋肉量が減ったり肌が荒れたりすることも。
そのため、朝食代わりにバナナを食べるときは、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品と組み合わせてタンパク質を補いましょう。
ジューサーがある方は、牛乳と凍らせたバナナを使ってスムージーを作るのも良いですね。
バナナではじめる健康習慣
バナナは1日2本までが目安です。栄養たっぷりでダイエットの味方にもなってくれますが、食べ過ぎると逆効果に。
上手にバナナを取り入れて、毎日の健康習慣に役立ててくださいね。