泣き声が大きいので周りの視線がとても怖く、急いでテーブルの食器などを片づけていると、となりのテーブルにいたおばさまが近づいてきました。
急いで帰ろう! と支度していたら
「私、保育士をしていたの。よければ息子さんを抱っこしているから、ゆっくり片づけしていいよ。大丈夫だからね」と言ってくれたのです。
すると、おばさまと一緒に座っていた方や周りの方が、「泣いている声もかわいいね」「大きい声で泣けるのは元気な証拠だ!」「お母さんがんばれ!」と、嫌な顔ひとつせずやさしい声をかけてくださり……、本当に救われました。
子どもが大泣きするとすごく焦り、周りの目が気になっていました。このようにやさしい声かけをしてくださったり、手伝っていただいたりして、この日はすごくあたたかい気持ちになりました。私も周りに気を配れるように、このときの気持ちを忘れずにいようと思っています。
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ちょっとした声かけに救われたことがある人も多いのではないでしょうか。困ったときはお互いさまの精神で、余裕のあるときは声かけできるといいですよね。
著者:もちもちマミー/女性・主婦。1歳の男の子を育てるママ。保育園に入れず、育休延長中。
イラスト:シュー子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています