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「出血が1カ月も止まらないの!?」生理よりつらい下半身の違和感とは?産後の勘違いに気が遠くなる…

重いおなかを抱えていた妊娠中、出産したら体が軽くなり、スッキリ楽になれると思っていました。

産後、たしかに体は軽くなったものの、思わぬ症状に悩まされたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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産後、予想外の不調とは?

出産を終えて、たしかにおなかは軽くなりました。けれど、こんなに悪露(出産後に子宮から排出される血液や分泌物)が続くとは思っていませんでした。

 

生理でも1週間ほどで終わるのに、悪露は4週間から6週間も続くとのこと……。それを知って、気が遠くなりました。

 

さらに、私は会陰切開の傷もあったため、悪露と相まって、下半身は常に不快感と不安に包まれていました。「この状態で清潔を保てるのかな」「膿んだりしないかな」と、気がかりで仕方がありませんでした。

 

つくづく出産は楽ではないと痛感した出来事です。

 

 

◇ ◇ ◇

 

悪露や会陰切開の傷が気になる産後は、会陰部を清潔に保つことがとても大切です。悪露が続いているあいだは、蒸れや雑菌の繁殖を防ぐために、ナプキンをこまめに交換することを心がけましょう。


また、体が冷えると子宮の回復を妨げることがあるため、特に下半身をあたたかく保つよう意識することも大切です。

 

さらに、長時間の外出や負担の大きい家事はできるだけ避けましょう。無理をすると悪露が長引いたり出血が増えたりする原因になることもあります。家族や外部のサポートをうまく活用しながら、できる限り体を休める時間を確保してください。

 

会陰切開をしている場合は、特にケアに戸惑うこともあると思います。会陰部はシャワーやぬるま湯でやさしく洗い流す程度にとどめ、ゴシゴシこすらないようにしましょう。

 

また、通気性のよい下着や衣類を選ぶことで、蒸れや雑菌の繁殖を防ぎ、回復を促すことができます。

 

もしも、傷の痛みや腫れがひどい場合は、無理をせず医師に相談しましょう。膿やにおいが気になるときも、我慢せず早めに医療機関を受診してください。

 

産後は、自分の体を労わることがとても大切な時期。赤ちゃんのお世話に追われる中でも、自分自身のケアを忘れずに過ごしたいですね。


このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。

※AI生成画像を使用しています

 

 

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