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「芸人になりきって挑め!」と先輩ママがアドバイス——安産になった意外なワケは?

私はとにかく痛みに弱いタイプ。妊娠中は「どうにかして、少しでも痛みを抑えて出産できないか」と、情報収集に励んでいました。

そんな中で見つけたのが、ある“都市伝説”。「いきむときはサンシャイン池崎になれ」というものでした。

いざ実践すると——。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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SNSで見た噂…これって本当?

「いきむときはサンシャイン池崎になれ」という、どれくらい効果があるのかわからない都市伝説。よくよく調べると、ヘソの上のろうそくを吹き消すサンシャイン池崎さんのようにいきむと良い、という先輩ママがSNSに投稿したアドバイスでした。

 

さまざまな情報を得たものの、この都市伝説のインパクトは十分! 最も記憶に残り、出産中はサンシャイン池崎さんのことで頭がいっぱいでした。

 

では、実践してみてどうだったかという話。体感として、いきみやすかったように思います。特に実感したのは、目を大きく見開くことが大切ということ。みんなに有効かどうかはわかりませんが、私はおかげで安産でした。

 

 

◇ ◇ ◇

 

出産時の「いきみ」は、呼吸や姿勢だけでなく、意識の集中や力の入れ方も大きく関わっています。実は「目を大きく見開く」ことで、自然と全身に力が入りやすくなるという効果があるのです。

 

さらに、視線が定まると腹圧(おなかにかける力)をコントロールしやすくなり、結果的にいきみやすくなります。また、意識が集中しやすくなることでパニックになりにくく、冷静さを保てるというメリットも。精神的な安定は、出産を乗り切るうえでもとても大切な要素です。

 

逆に、いきむときに目を閉じてしまうと、力が顔や首、肩などに分散しやすく、本来かけたいおなかまわりに力が届きにくくなることがあります。顔に力が入ってしまい、毛細血管が切れて内出血することも……。

 

また、いきむときは「口を閉じること」が基本です。声を出してしまうと、腹部にかけたい力が声として逃げてしまいます。痛みへの対処法として声を出して気持ちを発散するすることはあっても、いきむときは口を閉じるよう言われることもあります。大きな声を出すサンシャイン池崎さんとは異なる点となりますので、ご注意ください。

 

「いきむときはサンシャイン池崎になれ」という、一見不思議な都市伝説ですが、実はちゃんと理にかなった理由があったのです。


このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。

※AI生成画像を使用しています

 

 

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