「えっ!?」義両親から届いたものは…
義両親から大きな荷物が届き、夫とワクワクしながら開けました。しかし、出てきたのは今にもバラバラになりそうなほど古い木製のベビーベットと毛玉ができているベビー用ニット帽、ビニール袋に入っているもののほこりまみれのベビー服。思わず夫と顔を見合わせました。
後日わかったことなのですが、義両親は夫が子どものころに使っていたものを「まだきれいだから」「まだ使えるから」と言って送ってきたのでした。
たしかにまだ使えるものかもしれませんが、産まれたばかりのわが子にほこりのついていた服を着せる気にはなれませんでした。結局、夫が「ほこりまみれの服なんか着せられるか!」と怒り、洋服類はすべて処分。ベビーベッドも粗大ごみへ。
義両親に悪気がないことは理解しています。その後も「必要なものはない?」とたびたび聞いてくれるのですが、「今は大丈夫です」と答えるにとどめています。
著者:加藤桃華/30代女性・主婦。1歳の息子を育てる母。趣味は編み物。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています