主婦を蔑視?
私は専業主婦として、子育てと家事を両立させる日々を送っていました。しかし夫は、私の苦労をまったく理解してくれません。冷凍食品を詰めたお弁当を見ては怒鳴られ、「手作りしろ」と一方的に責められました。私は寝ずに泣く息子をあやしていたのに……。
それでも彼は、「ヒマだろ、専業主婦は」とののしり、私の過去の仕事さえも侮辱しました。
さらに、ことあるごとに、昔離婚したおばさんの話を引き合いに出し、「魅力がないから捨てられた」とせせら笑う始末。そして私にも、「いつ俺に捨てられてもおかしくない。せいぜいおとなしくしていろ」と言い放ってきたのです。
さらに介護まで…
半年後、義母の認知症が進み、介護の話になりました。私は息子の育児で手一杯だと訴えましたが、夫は「それくらい両立しろ、専業主婦がやるのは当然」と聞く耳を持ちません。私は限界でした。
ある日、ストレスが爆発し、息子と2人でファミレスへ。眠っていた義母は家に置いていきました。これを知った夫は激怒して電話をかけてきたのです。
「私だって、たまにはリフレッシュしないと……。育児も介護もワンオペだよ?」と反論を試みると、彼は「離婚届を持って帰るからサインしろ!」と叫びました。
さすがに我慢の限界になった私は「それなら本当に離婚してやる……」と、心に決めたのです。
翌朝、夫は私にブチ切れたメッセージを送ってきました。
「何で離婚届出したんだよ!」
「出せって言ったじゃん」
「介護も育児も家事も丸投げ」
「そんな夫はいりません」
私が反論すると、「あれは脅しだ、わかれよ! 今すぐ取り消せ」と言うのです。離婚の取り消しなんてするはずもありません。こっちは絶縁できて清々していたのですから。
高慢夫の末路
育児は喜んでします。しかし、自分を見下す夫の世話とその母親の介護まで、たったひとりですべてをするなんてまっぴらごめんです。
「これからどうする気だ? 仕事なんて簡単には見つからないぞ!」と怒鳴る夫に、私は宣言。
「大丈夫、就職先は見つかった。あなたがすっぽかして私に出席させた法事で、おばさんと会ったの。そう、あなたが見下していたおばさんよ。いろいろ話したら私を気に入ってくれて、雇ってくれるって」
例のおばさんは、離婚後、起業してキャリアウーマンに。今ではかなりの人数の社員がいる会社の代表を務めていたのです。「以前私は事務の仕事をしていたでしょ。だから経理をするのよ。あなたの稼ぎなんていらないわ」
その後夫は、母親の介護のために仕事を辞めることになったのだとか。慣れない家事をする余裕はなく、家は荒れ果てていったようですが、もう関係ありません。
一方の私はというと、息子と元気に暮らしています。おばさんは私に同情してくれて、とても良くしてくれます。早退もテレワークもOK。おまけに子どもを職場に連れてくることも可能な、ワーママにやさしい女性社長ならではの職場です。
私も、これから成長していく息子のためにも、おばさんのような強くてやさしい女性になりたいです。
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男尊女卑もここまで来るとあきれるのみ。専業主婦が何もしていない、外に出たら稼げないと思っているなんて、時代錯誤もはなはだしいですよね。これからは母子で仲良く暮らしてもらいたいです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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