枝豆を“茹でる”のはもう古い?
枝豆は、水で洗って塩もみし、中火で10分、ごま油を加えてさらに5分焼くと、美味しく仕上がります。 pic.twitter.com/AM8E90cJ3A
— 岩崎ファーム (@iwasakifarm) June 16, 2025
ブランド枝豆として市場から評価される「はねっ娘枝豆」などを生産・販売する神奈川県三浦半島の農業法人・岩崎ファームさんのXでの投稿です。
いつもは塩茹でして食べる枝豆ですが、紹介されていたのはなんと「焼く」方法。
しかもごま油を使って……だなんて、これはますますビールが進むに違いありません。
投稿には「美味しそう!」「これはやってみたい」といったリプライもたくさん。
気になった筆者もさっそく作ってみることに。
岩崎ファーム公式「焼き枝豆」のレシピ
材料(作りやすい分量)
・枝豆…適量
・塩…適量
・ごま油…適量
ごま油は全体にひと回しする程度の分量でちょうどよく仕上がりました。
作り方①枝豆を準備する
枝豆は、水で洗って塩もみしましょう。
作り方②フライパンで焼く
熱したフライパンに枝豆を重ならないよう広げ、中火で蓋をせず時々裏返しながら10分焼きます。
最初に油をひかずに焼きましたが、特に焦げ付きなどは気になりませんでした。
ごま油を加えてさらに5分焼いたら完成です。油を入れるタイミングを後半にすることで、焦げにくく、香りが引き立つ印象。
途中からキューッという音とともに、枝豆が焼ける香ばしい香りがただよってきましたよ。
【実食】「焼き枝豆」の底力!旨みがガツン
フライパンから取り出すと、うっすらと焼き色がつき、見た目にもそそられる一皿です。
熱々のうちに、さっそくひとつ手に取って、パクリ……え、うそ!いつもの枝豆と全然違う!
さやは香ばしくパリッと焼き上がって、豆がホックホクなんです。たった15分じっくり焼くだけで、ここまで風味が変わるなんてびっくりしました。
しかも、茹でたときには出会えなかった、枝豆本来の甘みとコクが口いっぱいに広がって、一瞬でトリコに。
ほんのりきいた塩とごま油の風味が後を引き、手が止まりません。こ、これは無限に食べられる……!
少しだけ味見するつもりが、気付けばひと皿ペロリと食べちゃいました。
いや、むしろ、これは香ばしさが感じられる熱々のうちに食べきるのが正解でしょう。
ビール片手にちびちびやるのも最高ですが、スナック感覚で食べられる軽さもあり、大人のおやつとしても成立しそう。
ちなみに、さやがパリッとしているので、ついそのまま食べたくなりますが、そこは我慢して、豆だけを楽しんでくださいね。
【自己流アレンジ】「ペペロンチーノ風焼き枝豆」
「焼き枝豆」に底なしのポテンシャルを感じた筆者。別の味でもイケるのでは?とペペロンチーノ風アレンジに挑戦してみました。
途中までの工程は同じ。
中火で10分焼いたあとに、ごま油ではなくオリーブオイルを入れ、そこにみじん切りにしたニンニクと輪切りの鷹の爪を投入し、5分焼きました。
オリーブオイルの中でじゅわっと広がるニンニクの香りに、もうすでに美味しい予感。
そして、その予感は確信に変わりました。
さやに移ったニンニクの風味がふわっと広がり、噛みしめるほどに豆の甘みとオリーブオイルのコク、そして最後に鷹の爪のピリッとした刺激が追いかけてきます。
思いついた自分を全力で褒めたい。
ほんの少し辛さが後を引いて、次のひと粒にすぐ手が伸びてしまいます。
まさに、沼る味。
他にもカレー粉を入れてエスニック風にしたり、粉チーズとブラックペッパーで洋風にしたりといろいろアレンジできそうです!
冷蔵庫にある調味料で、自分好みの味付けを考えるのも楽しいですよ。
これはもう“枝豆革命”
全国民に一度は試して欲しい「焼き枝豆」。
ひと口食べれば、その香ばしさと旨みにきっとハマってしまうはずです。
ちなみに、生の枝豆だけでなく、冷凍枝豆でも美味しく作れるという情報も。
「焼き枝豆」は季節を問わず、楽しめそうですね!