お経の長さと静けさに包まれて
小学生のころ、大好きだった祖母のお通夜に参列しました。お坊さんのお経が静かに続く中、会場全体がしんとした空気に包まれていました。悲しみと静けさの中、前に座る女性から小さないびきのような音が聞こえてきて、「もしかして寝てしまったのかな?」と私は思いました。
こらえきれない笑い
そのとき、突然お坊さんが大きな鐘を「カーン」と鳴らしました。前の女性がびくっと驚いておしりを浮かせ、何事もなかったかのように座り直す姿に、思わず笑いがこみ上げてきました。隣の姉も同じように笑いをこらえていて、2人で目を合わせて必死に笑いをこらえました。
まとめ
お通夜の場では、皆が悲しみに包まれていますが、どんなときでもふとした出来事で心が和むことがあります。「笑ってはいけない」と思うほど、ささいなことがおもしろく感じてしまい、笑いをこらえるのが一層難しくなる、そんな人間らしさを実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:田中未来/20代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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