ねんねの時期はずっと仰向けで眠っていた長男ですが、寝返りができるようになってきた生後5カ月くらいからうつぶせで眠るようになってしまいました。仰向けで寝かせようとすると寝ないし、眠ってから直そうとすると起きてしまうし……。どうしようかと考え、半ば苦肉の策で見出した、寝かしつけ方法をご紹介します。
仰向けでの寝かしつけが難しい
寝返りをうつようになってから、うつぶせ寝をするようになってしまったわが子。おとなしく眠ってくれるのですが、うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群との関連性も指摘されていると聞いていたので、心配でたまりませんでした。
しかし、眠ってから仰向けに直すと起きて泣き出してしまうことが多く、かといって最初から仰向けだと眠らず、なかなかうまく寝かしつけることができないでいました。
きっかけはぐずり
いつもは長男を筆者の隣に寝かせておいて、先に1歳7カ月年上の長女の寝かしつけをしていました。しかしその日は長男の機嫌が悪く、ずっとぐずぐず。抱っこをすれば泣き止むのですが、長男にかかりきりになっていると長女を寝かしつけることができません。
仕方なく仰向けに寝そべった筆者の上に長男をうつぶせに載せ、空いた手で長女の胸をトントンしていました。するとおなかの上が温かくて気持ちがいいのか、長男もぐずるのを止めてスヤスヤ眠ったのです。
おなかの上が安心
もともとうつぶせ寝が好きなので、ママのにおいもするし、温かいしですっかりおなかの上が気に入った様子。深く眠りに入るので、眠ったあとに仰向けに寝かせ直しても起きることなく、そのままの体勢で眠り続けました。
この寝かしつけ方法を発見してからはうつぶせ寝が減り、安心したことを覚えています。手が空くので長女の胸や背中をトントンしたり、手を握ったりしてあげることもでき、2人同時に寝かしつけができて助かりました。
苦肉の策から発見した寝かしつけ方法でしたが、長男はとても気に入ったようで、1歳を過ぎてもこの方法で眠ってくれました。だんだんと重たくなってやめてしまったのですが、わが子の温かさに筆者も安心していられた記憶があります。