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「飯を作れ」つわりは病気じゃないと言う夫→私は心労で倒れ…「すぐ病院に来て」事情を知った母が!?

私の妊娠が発覚したとき、夫がまず心配したのはタバコのことでした。妊娠したら禁煙すると約束していたのです。ただでさえ、初めての妊娠で不安なことが多いのに、夫の態度によって、私の不安は増すばかりで……。

夫は、「出産なんて誰もがやっていることだろ? 普通にしていればポンと生まれてくるんだから」と言います。

 

あまりに無神経な発言をする夫に、それ以上何かを話す気にもなれず、私は本当は聞いてほしい不安な気持ちや、妊娠したことへの喜びなど、すべての感情を我慢するしかありませんでした。

 

「いいよな妊婦様は」暴言を吐く夫

父親になるというのに、夫の自己中心的な態度は一向に変わる気配がありません。妊娠を祝うと言って、飲めない私の前でひとりで祝杯を上げ、豪勢な手料理を用意しろという要求までしてきます。私が出産のためにパートを辞めると言えば、収入が減るとなげき、結局、私は在宅で仕事を始めることになりました。

 

日に日につわりは重くなり、ある夜、夕食の準備中に力尽きて眠ってしまった私。帰宅した夫は、炊飯器のスイッチが入っているのに気づきながら、寝ている私を置いて一人で外食へ。少しでいいから手伝ってほしい、という私の期待は、夫には届きませんでした。

 

それどころか、夫の口からは私を傷つける言葉ばかりが飛び出します。「妊婦はいいよなぁ。旦那様が働いてるっていうのに、寝てばっかでさ」「俺も妊娠したいわ」などと、毎日嫌みを言ってくる夫。つわりは少し気分が悪くなる程度だと思っているようで、「甘えるな」「ガッツが足りない」と精神論で追い詰めてくるのです。

 

私が気持ち悪くてトイレに駆け込むと、ドアの外から「早く風呂掃除して」と催促したり、私が少しでも弱音を吐けば「出たよ、妊婦様」と憎しみを込めて茶化したり……。私はあまりのつらさに反論もできず、ただ悔しさに耐えるしかありませんでした。

 

ストレスのせいか、私は倒れてしまい…

ある日、体調が悪く、どうしても夕食が作れそうになかった私は、夫にメッセージを送りました。すると、返ってきたのはあまりに非情な言葉でした。


「つわりは病気じゃないんだぞ」
「ちゃんと飯作っとけよ」
「冷凍食品は使うなよ?」

夫から冷たい言葉が立て続けに送られてきたその瞬間、日頃のストレスのせいか、私は急にひどいめまいに襲われ、倒れてしまいました。

 

偶然にも、母が様子を見に来てくれていたので、母がすぐに救急車を呼んでくれて、私は病院に救急搬送される事態となりました。その最中に、母が私のスマホを見て夫とのやり取りを発見。そして、母が夫に返信したのです。

 

「今すぐ病院に来て!」
母は夫へ「あなたのせいで娘は倒れました」「言いたいことがたくさんある! 逃げるな!」と、メッセージを連投しました。状況を把握し、ひどく動揺する夫。母のただならぬ様子に怯えながら、夫は慌てて病院に駆けつけました。

 

目を覆いたくなるような夫からの暴言の数々を見て「絶対に許さない」と激怒していた母。夫が病院に到着するや否や、私のスマホのメッセージ画面を突きつけ「娘のおなかにいるのはあなたの子なのよ? 娘はあなたの子を産むのよ? よくもこんなにひどい扱いができるわね?」と怒鳴りました。夫は何も言えず、ただただうつむいていました。

 

幸い、私もおなかの赤ちゃんも無事でしたが、大事をとって数日間入院することに。その後、退院した私は、そのまま実家で静養することになりました。厳しく反省を促され、夫は母に『今後のことはすべて私の意思を尊重する』と約束させられたのでした。

 

家族全員から非難された夫は…

しばらく実家で静養し、体調が落ち着いたころ、私は夫に「離婚したい」と伝えました。母が父や義両親にも事情を説明したことで、あれから夫は家族全員から非難され、ようやく自分が間違っていたことに気づいた様子でした。

 

しかし、夫の言動で私がストレスを感じていたことは事実。夫が反省したとしても、初めての出産、育児に対する不安が解消されるとは思えません。夫と一緒に子育てするのは無理だと判断しました。

 

夫は、離婚に反対しましたが、私の決意は固く、反省していると必死に謝る夫の言葉も、私の心には響きませんでした。これまで私に「甘えるな」と言い放ってきた夫。お望み通り、もう夫に甘えることなく生きていくつもりです。私の意思が変わることはないと悟ったのか、最終的には夫も離婚に納得。後日、弁護士に相談して、面会の頻度や養育費の開始時期、赤ちゃんが生まれた後の親権者の決め方などについて取り決め、合意書を交わしました。

 

義両親も「養育費の支払いが滞ることのないよう私たちが責任を持って息子を監督する」「困ったことがあったらいつでも頼ってね。安心して元気な子を産んでね」と言葉をかけてくれました。その後、夫は義実家に強制的に戻らされ、家事や義祖父の介護を手伝わされているそうです。

 

私は実家に戻り、両親と暮らしています。両親に支えてもらいながら、穏やかな妊婦生活を送っています。元気な赤ちゃんを産むため、健康に気を遣って、出産に挑みたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

家族とは、人生で最も大変な時期にこそ、手を取り合い支え合うべき存在です。妻を労り支えることが、父親になるための第一歩なのではないでしょうか。夫は一番の味方であるべき妻を言葉で追い詰め、自ら家族としての絆を壊してしまいました。これからは温かい家族に囲まれて、穏やかな出産を迎えられるよう応援しています。

 

【取材時期:2025年7月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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