約1カ月前。実母が入院中から退院後のことを考え、いろいろと調べていたまる子さん。入院している病院で、介護認定の代理申請ができることを知り、さっそく実母から看護師さん経由で確認してもらったのですが、まさかの「できない」という返答が……。父は毎日忙しくしているため、それなら自分が現地で手続きをしなくてはと思ったのも、今回の帰省を決めた理由でした。しかし、「できない」というのが看護師さんの勘違いだったことがわかり、無事に依頼することに。まる子さんも胸をなで下ろしました。
さすが義母の血を引く者
帰省中、息子から「あの人すごいイライラする!」と、電話がかかってきました。息子いわく、義母が早朝から張り切って動いているため、登校の準備が進まないのだとか。
自分の朝食を準備しようと台所に居座り……。
台所が使えないとのこと。
しぶしぶ洗面所に移動すると、今度はこちらにも義母が……。
義母は食べたものを片付けないため、息子が食べ残しも片付けるはめに……。
それは大変だと思い、電話で夫に話を聞くと、だいぶ話が違うことが判明しました。
話を盛る傾向にある息子……。さすが、義母の血を引く者としか言いようがありません。
帰省中、息子から電話がかかってきました。「いつ帰ってくるの? あの人すごいイライラするんだけど!」とのこと。あの人とは、もちろん義母です。私が不在だからなのか、張り切って早起きをして台所や洗面所に姿を見せるため、息子の登校の準備が進まないそうです。学校から帰ったあと、義母の朝と昼の食器がシンクに置いたままになっていて、片付けるはめになったことを愚痴っていました。
そんなに大変なのか……と思い、夫に電話をして話を聞くと……。なんと、息子はほぼ何もしていない状態で、家の中のことや義母のお世話はほぼ義姉と夫がしてくれているとのこと。息子が愚痴ったのは、我慢の限界というわけでもなく、たった1回のことを言っていただけだったようです。
息子は自分が頑張ったことを10倍くらいに盛って話す傾向があり、周りがどれだけ自分のために動いてくれているかは知りません。さすが、義母の血を引く者……と言いたくなります。とりあえず、息子には電話口でしっかり夫に協力するように伝えておきました。
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まる子さんが帰省中、家のことはどうなっているかと心配していましたが、義姉が手伝いに来てくれて義母も張り切って動いていて、なんとかなっているようですね。自分の大変さを訴えてきた息子には、日ごろのまる子さんの大変さが少しでも伝わってくれていればいいのですが……。
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