デパ地下で列に並んでいたら…
4歳と2歳の娘と3人で出かけた帰りに、デパ地下に立ち寄ったときのことです。おいしそうなパック詰めのエビチリが売っていたので購入しようとカウンターまで持って行くと、量り売りの総菜を購入するお客さんを、女性の店員さんがひとりで接客中。私はそのお客さんの隣に並ぶことにしました。
しかし、会計を終えるころに、突然横から70代くらいの女性が現われて「この煮物ちょうだい」と店員さんに声をかけたのです。すると、店員の方は前の方の会計を終え、その女性の接客を始めてしまいました。
「え、私が先に待っていたのに……?」とモヤッとしましたが、私の後ろに並んでいる人はいなかったので、自分だけだから我慢すればいいかと思い、そのまま待つことに。
なかなか話が終わらない!?
しかし、その女性客は煮物を購入するだけでなく、「他にどれがおすすめ?」と店員さんに質問。話しているうちに話題は逸れていき、店員さんと女性客の世間話が始まってしまったのです。
私と一緒に待っていた娘たちは飽きて、斜め後ろのカラフルな総菜屋さんが気になったらしく、そちらに向かって行ってしまいました。「行かないで!」と言ったのですが、次女は戻ってきてくれません。
私は仕方なく、手に持っていたエビチリを売り場に戻して、次女が向かった総菜屋さんへ行くことにしました。
他の店で買い物を終えたあとに仰天!
結局、次女が向かった総菜店でレバーのカツを購入。私が会計を終えたあとに先ほどのお店を見ると、まだ同じ女性の接客をしている途中でビックリ!
しかも、そのお店には列ができてしまっており、6人くらい並んでいたので、エビチリは諦めることに。あのまま並んでいても、なかなか購入できなかったと思うので、結果的には違うお店で総菜を購入してよかった……と思いました。
並んでいたのに抜かされたこと、そして店員さんが注意してくれなかったことにモヤッとしましたが、代わりに購入したレバーのカツがおいしかったので結果オーライ。今後、もし同じようなことがあったときは「私が先に並んでいました!」と、勇気を持って言おうと強く思いました。
著者:堀川京香/30代女性。2020年生まれ、2022年生まれの女の子を育児中の2歳差姉妹ママ。生理不順を機に前職を退職。自身の経験を元に妊活・出産・育児について執筆中。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)