あのケンタロウさんのレシピなんだ
NHK『きょうの料理』でカレーが紹介されていると、つい見入ってしまうのですが、中でも強く印象に残っているのが、ケンタロウさんのカレーレシピ。
たしか2018年頃の放送(※編集部注:初回放送は2006年)だったと思いますが、「カレー 人気順」と検索すると今も一番に出てくるんです。すごいですよね。
ケンタロウさんのレシピは、シンプルで作りやすくて、なのにちゃんとおいしい。
そんな料理がたくさん詰まった『小林カレー ケンタロウ』という本も持っていて、最初から最後までカレーづくしの内容に、読むたびにワクワクします。
いつもサクッと作れておいしいケンタロウさんの料理、楽しみながら作っていきたいと思います。
ケンタロウさん「なすと鶏肉のドライカレー」のレシピ
材料(1人分)
・なす…1コ
・鶏肉(もも)…150g
・ピーマン…1コ
・にんにく…1かけ
・しょうが…1かけ
・カレー粉…大さじ1/2
・オイスターソース…小さじ1
・ご飯(温かいもの)…茶碗1杯分
・塩…適量
・サラダ油…適量
・酒…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・黒こしょう(粗びき)…少々
一人分の材料は、意外と少ないもの。手軽に作れるカレーというのがまた嬉しいです。
作り方①材料の準備をする
なすはヘタを取って2cm角に切り、塩少々を入れた水に3分間さらします。
ピーマンはヘタと種を取って1cm角に切り、しょうがはみじん切りにします。レシピではにんにくもみじん切りにするのですが、にんにくは苦手なのでそのまま炒めて香りが出たら取り出すことにします。
鶏肉は一口大に切ります。
作り方②なすを焼き、取り出す
フライパンを熱してサラダ油大さじ1をひき、水けを拭いたなすを加えて強火で炒めます。少し焼き色がついて、しんなりしたら取り出しておきましょう。
なすは長く炒め続けると色よく仕上がらないので、先に炒め、いったん取り出し、肉に火が通ってから戻し入れます。
作り方③鶏肉と野菜を炒め合わせ、調味する
フライパンにサラダ油少々を足して熱し、鶏肉を入れて強めの中火で炒めましょう。
全体に焼き色がついたら、にんにく、しょうがを加えて炒めます。香りが出てきたらなすを戻し入れ、続いてピーマンを加え、炒め合わせましょう。
酒を加えてざっと炒め、カレー粉、オイスターソース、しょうゆを加えて炒めます。味をみて足りなければ塩・黒こしょう各少々で調えましょう。
作り方④盛り付ける
器にご飯をよそい、ドライカレーをのせたら完成です。
大満足のひとりごはんだ
ガツンと辛さがきます。黒こしょうを振りすぎたのか、カレー粉が多かったのか(笑)。ふんわり焼けた一口大の鶏肉からじゅわっとうまみが広がって、ご飯と一緒に食べると最高。
なすは程よく油を吸っていて、ふわっとした甘みとコロコロとした存在感が嬉しく、これまたご飯との相性が抜群です。
鶏肉がしっかり150g分、なすも1本、ピーマンも1つ、1人前としては十分すぎる量に仕上がり、おなかいっぱいになりました!
おなかも心も満たされる、手軽なカレーレシピ
基本的には炒めた肉や野菜にカレー粉とあれこれで味をつけたらカレーになるのだな、と思うのですが、素材の組み合わせ、料理への仕立て方はなかなか素人には難しいのですよね。
冷蔵庫に残っているようなものでちゃちゃっと作れたひとりカレー、堪能させていただきました。
そして、いつかまたお元気な姿が見られることを祈りながら、たくさん持ってる本の料理をいっぱい作り続けようと決めました。
作るのがとても簡単だったひと皿。皆様も、お一人予定の夜にでも、ぜひ作ってみてくださいね!