とある日のデートでのこと。
心霊スポットとして有名な廃トンネルを目指していた途中に現れた廃病院にはただならぬ空気が漂い、あまりの恐怖に足がすくんでしまいます。
明らかに重苦しい空気が漂っているのに、彼氏は…?
彼女を車に残し、廃病院に入っていった彼氏でしたが、「うわあああ!」……!
顔を真っ青にした彼は状況を説明する余裕もなく、大急ぎで車に乗り込むと、猛スピードでその場から逃げ去るのでした。
心霊スポットには行き慣れているはずの彼なのに、絶叫しながら車に戻り、大急ぎでその場を立ち去るなんて、よほど恐ろしい光景を目にしたのかもしれません。「早く戻ろう! やめたほうがいいよ!」と諭した彼女からすれば、「言わんこっちゃない!」という気持ちだったのではないでしょうか。
そこが心霊スポットかどうかにかかわらず、理由もなく「なんとなくイヤ……」と感じる場所や瞬間に出くわした経験のある人もいるはず。その感覚はもしかすると、昔からよく言う“虫の知らせ”かもしれません。
“虫の知らせ”とは、「何か悪いことが起こりそう」と感じること。その予感が的中し、恐怖のあまりに猛スピードで車を走らせては事故に遭う危険性も否定できません。そうならないためにもイヤな予感がしたら自分の直感に素直に、立ち入る前に引き返す判断をしてもいいのかもしれませんね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。