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「どうしよう…家に帰れない」下腹部がスカスカする…→退院直前の大失態!まさかの誤算とは?

出産のための入院を経て、いざ退院! という日のことです。退院する準備は万端のはずでした。ところが、思わぬ落とし穴にはまってしまったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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こんなはずじゃなかった…

妊娠中はおなかが大きく、ウエストがゴムになっているマタニティ用のズボンを履いていてましたが、出産した今、もう用はありません。退院の日に着ようと思って持参したのは、妊娠前に履いていたデニムでした。

 

しかし、出産から数日たっても、おなかは思ったよりへこんでいません。赤ちゃんも羊水も胎盤も出たはずなのに……と、不思議に思っていました。

 

元通りのおなかにならないまま、ついに退院日。しかし手元にあるのは妊娠前のデニムのみです。とりあえず履いてみても、ウエストのボタンはしめられません。

 

幸い、丈が長めでウエストが隠れるトップスを用意していたこともあり、ボタンやファスナーを開けたまま帰ってきたのでした。

 

出産したらすぐに元に戻ると思い込んでいた私の大誤算でした。

 

 

♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ 

 

出産後、すぐにおなかがぺたんこになると思う人も少なくありません。ですが、実際には 出産直後もおなかがふくらんでいる状態が普通です。

 

その理由は

子宮がまだ大きいままだから:
妊娠中に大きくなった子宮は、元の大きさに戻るまでに約6〜8週間かかります。

 

皮膚や筋肉が伸びているため:
おなかの皮膚や腹筋は長い期間引き伸ばされていたので、急には元に戻りません。

 

体に水分や脂肪を蓄えているため:
妊娠中、母体は出産と授乳に備えて脂肪や水分をため込みます。蓄えた水分や脂肪は徐々に減っていきます。

 

つまり、産後すぐに「元のおなか」に戻らないのは自然なこと。焦る必要はありません。

 

そのため、退院用に用意する洋服は、無理なく楽に着られる服装が適しています。マタニティ用パンツ・レギンス、ゆったりしたワンピース、ウエストゴムのスカートやパンツなど、体を締め付けない衣類をチョイスするとよいでしょう。

 

退院の日は、赤ちゃんとの生活を始める特別な日ですが、体はまだ回復の途中。無理せず心地よく着られる一着を選んでくださいね。

 


このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。

※AI生成画像を使用しています

 

 

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