素手で口の中に…!?
診てもらったところ、詰め物の内側が虫歯になっており、新たに治療をして、かぶせ物を作り直すことになりました。
治療は丁寧で安心して受けられたのですが、いよいよ最後の段階。歯科技工士さんが作ってくれた詰め物を装着する日、その日に限っていつもとは別の先生が診察室に現れました。
そしてその方が、手袋もせずに、毛深い指でそのまま私の口の中に手を入れてきたのです。その時点で「えっ……」と感じたのですが、それ以上に衝撃だったのが、手から漂ってきた異様なにおいでした。
何このにおい!
それは人生で嗅いだことのない強烈な悪臭で、思わず吐き気をもよおすほど。おそらくですが、たばことコーヒー、さらに仕事で使っている薬品や金属のにおいが混ざり合ったような、なんとも言えない不快なにおいでした。
しかも、作業はすぐに終わるものではなく、そこそこの時間をかけて進められたため、その悪臭と不衛生な状況に涙目になりながら耐えていました。「こんなに相性の悪いにおいの組み合わせがあるのか」と、まさに地獄のようなひとときでした。
相手にとっては「普通」でも…
きっと本人にとっては嗅ぎ慣れた、自分の仕事や生活に染みついた“普通”のにおいだったのかもしれません。でも、私にとっては本当に強烈で、ネットの口コミに書き込もうかと何度も思ったほどです。
ただ、その歯科医院自体は気に入っていたので、結局何も言えずにそのまま通い続けました。幸いなことに、現在はあのときのようなことはなく、安心して通えています。
まとめ
あの出来事を通して、「自分にとっては普通でも、他人にとっては不快なことがある」ということを身をもって知りました。特ににおいは人によって感じ方が大きく違います。あのときの強烈な体験は、今でも忘れられません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:村田加奈子/40代女性・パート
イラスト/ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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