私に突っかかってくる後輩
わが社がコラボすることになったアパレル会社は、創業者が引退し、その息子が社長に就任したばかり。新社長は話題性を重視しているということで、今回のコラボが決まりました。
上司から担当を頼まれた私は、「頑張ります!」と即答。早速、資料を作ろうとしていると、後輩のA子がやってきました。
「先輩がこの案件を担当するんですか!? 三十路のおばさんより若くてかわいい私のほうが適してると思うんですけど」
A子は自信満々な性格で、私に突っかかってくることもしばしば。私は「またか」とあきれながらも、「そうかもしれないけど、重要な案件だからそれなりの仕事経験が必要なの」と説明。すると、「それなら、私をサポートとして先方との打ち合わせに同行させてください!」と言うのです。
私は指導係として断るわけにもいかず、「わかった、いいよ」と返事をしたのでした。
先方の指名でA子が担当に!?
そして、先方との打ち合わせ当日。会議室に入ると、すでに新社長・B山さんが座っていました。私はB山さんに「今回はよろしくお願いいたします!」とあいさつ。しかし、彼は私のことをスルーして、A子に「美人な担当者が来てくれてうれしいよ」と言ったのです。A子も「ありがとうございます〜!」と上機嫌。
私は嫌な予感がしながらも、会議をスタート。そして、先方の要望で後日、いくつか企画を考え、B山さんにプレゼンすることになったのでした。
しかし数日後、私は上司からいきなり呼び出され会議室へ。そこには、A子の姿が。話を聞くと、A子は個人的にB山さんと連絡をとっていたようで、B山さんが担当者を私ではなくA子に変えるよう言ってきたとのこと。
A子は勝ち誇ったような顔で、「だから最初から私にしておけばよかったじゃないですか!」と発言。私は悔しい気持ちになりながらも、先方の指名ということなら仕方ありません。「A子さん、担当として頑張ってね」と言って会議室を後にしました。
A子の行動が原因で…
それから1カ月後、いつものように仕事をしていると、またしても上司から急に呼び出されました。慌てていたため「何かありましたか!?」と聞くと、驚きの事実を知ったのです。
「A子さんがB山社長にプレゼンした内容が、他社の企画と丸かぶりしていて……。それがB山社長にバレて大変なことになっているんだよ! これから社長に謝罪に行くから、きみはA子さんに話を聞いてくれないか?」
急いでA子のもとに行くと、彼女も流石に反省している様子で、「いい案が思いつかず、バレないと思って他社の企画をパクってしまった」と説明したのでした。
A子と社長の末路
その後、A子は自ら退職。B山さんの会社とわが社とのコラボも白紙になりました。
ただその半年後、なんとB山さんは社員へのハラスメントなどから、社長を解任させられることに。会社の業績も悪化しているとのことで、私は内心「あのとき、コラボの話がなくなったのは逆によかったのかも……」と思ってしまいました。
一方、わが社の業績は好調で、今は別のアパレル会社とのコラボを企画中。今度は成功させられるよう、全力で頑張りたいと思っています!
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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