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臨月になっても同僚を毎晩自宅に招く夫「追加でビール買ってきて!」⇒そのまま戻らなかった結果…!?

病院で検査を受けた結果、妊娠がわかりました。帰宅後すぐに夫へ妊娠の報告をすると……。

妊娠を伝えた瞬間、夫の口から出たのは…

思ったより夫が喜んでくれず、私が「うれしくないの?」と尋ねると、夫は「できると思ってたから」と淡々と答えました。その後、夫は「仕事は辞めるんだろ?」と聞いてきます。私は「とりあえず休職するつもり。先輩たちもそうしていたから」と答えましたが、辞めないつもりだと知った夫は驚いたようでした。


悩んだ末に「時短でも働き続けたい」と決意した私は、その思いを義母にも相談しました。義母は「少しでも働きたい気持ちがあるなら続けたほうがいい」と背中を押してくれ、共働きの経験から現実的な助言をしてくれました。すると夫は「母さんが言うならいいけど、育児はお前がメインで」と言い、「生まれたら同僚に自慢できる」とうれしそうに話しました。


私は「同僚を頻繁に家へ連れてくるのは控えてほしい」とお願いしました。赤ちゃんの生活リズムが乱れそうですし、育児に追われて家を整える余裕もなくなると考えたからです。話し合いの結果、夫は「生まれたら同僚は連れてこない」と約束してくれましたが、その直後に「子どもができると制約が増えるな。ダルい」とぼやきました。私は、これからの生活で夫とどう向き合っていけばいいのか、不安を覚えました。
 

夫に「同僚を連れてくるのは控えて」と伝えたら…

ある夜、夫に電話をすると「同僚と三次会をしていて、これから家で飲み直す」と軽い調子で言われました。私が「もうビールはないよ」と伝えると、夫は「じゃあ買って帰るから唐揚げを用意して」と当然のように頼んできます。油がないと答えると「買ってこい」と押し付けられ……。私は「帰りに買ってきて」と返しましたが、「油くらい常備しておけ」と突き放されました。


つわりで買い物も料理もつらいと伝え、「お客さんを連れてくるのは控えてほしい」とお願いしました。けれど夫は「今のうちに呼んでいるだけだ」と開き直り、「つわりくらい我慢しろ。母親になるなら耐えられるだろ」と冷たく言い放ったのです。休職中で家にいる私を「ラクな生活」と決めつけ、すべての負担を押し付けてくる夫。私はなんともいえない孤独を感じました。

 

 

大雨の深夜2時、夫が放った“まさかの一言”

それからというもの、私がやめてほしいとお願いしたにもかかわらず、夫は何度も同僚を連れて帰ってきました。ある晩、おつまみを用意したものの、疲れていた私は寝室でうたた寝してしまい……。すると、深夜2時に夫が「同僚がまだいるから、ビールを買ってこい」と言うのです。外は大雨、しかも私は臨月でした。危険だから無理だと訴えても、夫は「腹が大きくても運転できるだろ」「歩いて行けばいい」と取り合ってくれません。


それどころか夫は「最近、家事をサボっている」「買い物すらしないなんて役立たずだ」と責め立ててきました。勇気を出して「私は妻であって家政婦じゃない」と言い返すと、夫は鼻で笑い「家政婦のほうが役に立つ」と言い放ったのです。


最後には「さっさと買いに行け。行かないなら叩き出す」と怒鳴られ、私は心の底から絶望しました。――大切にされるどころか、ただの“便利な存在”としか見られていないと痛感したのです。

 

「まだか?」臨月の私を追い詰める夫に私は…

その後、夫から「まだか? 同僚が待ってるぞ。どこまで買い物に行ってるんだ」と矢継ぎ早にメッセージが届きました。私は短く「実家だけど?」と返しました。すると夫は「え?」と驚き、「まさか家出したのか? 帰ってこないつもりか? 冗談だろ、ふざけるな」と混乱した様子で続けてきました。私は「ふざけてない」とだけ返しました。

 

夫は「車で自分の実家に帰ったのか?」と疑い、「でもお前の実家は1時間で行けるわけない」と考え込み……ようやく「実家って、俺の実家か?」と気づいたのです。私が「そうだよ。お義母さんが迎えに来てくれたの」と伝えると、夫は「はぁ?!」と取り乱しました。私は、歩いて買い物に行こうとしたけれど泣けてきて義母に連絡したこと、義母がすぐ迎えに来てくれたこと、そして夫とのLINEを見せたら激怒していたことを説明しました。


夫は「母さんも何をしてるんだ、嫁を甘やかすな」と声を荒げましたが、私は「お義母さんは“甘えてるのはあんたでしょ”って言ってる」と伝えました。納得できない様子の夫に、私は「私ならワガママを言っても許されると思ってるよね? 同僚を毎日のように連れてきて、夜中に買い出しを命じるなんて、駄々をこねる子どもと同じだよ」と切り捨てました。


そして私は「自分勝手にするなら、私も勝手にする。今日からお義母さんと暮らす」と告げました。夫が「そんなこと許されない」と反発すると、私は「お義母さんがそう言ってくれてるの。お義母さんには従わないと」と突き放しました。夫は「本気か?」と必死になりましたが、私は「あなたの横柄な態度に腹が立っている。だから帰らない」とはっきり告げました。すると夫は「もう勝手にしろ! 二度と帰ってくるな!」と怒鳴り、関係は決定的に壊れてしまったのです。

 

 

買い出し強要から転落入院へ…夫の末路は

それから1週間ほど経ったある日。スマホを見ると、夫から「無視するな。電話に出ろ。既読をつけているんだから返事をしろ! こっちは大変なことになっているんだ!」というLINEが。私は既読無視を続けていましたが、あまりにもしつこいので「大変なことって?」とだけ返しました。すると夫は「昨夜から入院している」と言い、「お前がいないから仕方なく自分で買い出しに行き、マンションの階段で転んだ」と言うのです。そして、「お前がいないせいだ」と責任を押し付けてきました。

 

私は呆れて「自分の不注意で転んだだけでしょ」と返しました。腰の骨を折って重傷だと訴える夫に、「全部自業自得だと思う」と突き放しました。さらに「見舞いに来てほしい」と言われましたが、「臨月でいつ出産になるかわからない私にそんな余裕はない」と冷たく答えました。散々横柄に振る舞ってきたくせに、困ったときだけ同情を求める夫の姿に、心底あきれたのです。


夫は「母さんは見舞いに来てくれるよな」と必死にすがりましたが、義母も「そんな理由で骨を折った息子より、孫のほうが大事」と言い放ちました。追い詰められた夫は「日常生活が送りづらくなるかもしれない」と涙ながらに同情を乞いますが、私は「夜中に酒を買いに行かなくなるからちょうどいい」と皮肉を返しました。そして、「離婚を申し立てるつもり。義母と準備を進めている」と告げると、夫はようやく焦り出しました。必死に「今までのことは謝る」「同僚に羨ましがられて調子に乗った」と懺悔を並べ立てましたが、私の気持ちはもう動きません。


その後、私は義実家にしばらく身を寄せました。義母は入院中の夫を訪ね、厳しく叱ったそうです。私は無事に出産し、夫とは離婚が成立。育休を経て復職し、自立して子どもを育てています。義母は今も全面的に協力してくれ、育児を手伝ってくれることも。「孫の成長が見られてうれしい! 孫の笑顔が一番の活力」という義母の言葉に励まされながら、私は新しい人生を歩んでいます。
 

◇ ◇ ◇

 

妻の人権を無視した夫の数々の言動には、本当にあきれてしまいますね。無事に出産を迎えられて本当によかったです。夫はこれまでの言動を反省し、養育費はしっかり払ってほしいですね。

 

【取材時期:2025年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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