どうしたの？
彼と海デートに行ったときのことです。午前中から海辺を歩いたり、すいか割りをしたりと夏らしいことを楽しんでいました。しかし、午後になると突然、彼に異変が。なんだか不機嫌になったように感じたのです。
理由を聞いても「なんでもない」の一点張り。不安に思い様子を見ていると、彼が突然「ちょっと、ひとりになりたい」と言い、荷物だけ置いて去ってしまいました。
30分経っても戻らず、心配になり彼を探していると、少し離れた場所で彼がスマホ片手に誰かと楽しそうに通話している姿を発見。その後「誰と電話していたの？」と聞くと、なんと相手は元カノ。この日の私とのデート中に、元カノから連絡が届き、「夏の海を見ると君を思い出す」と元カノに言われ、つい電話してしまったとのこと。
デート中、彼の雰囲気が変わったのはこのためだったのだとわかりました。もちろん、私はなんだか複雑な気持ちで……。私は彼に自分の気持ち、そして元カノと連絡をとってほしくないことを真剣に伝えました。すると彼は私の気持ちをわかってくれ、謝罪してくれました。
この彼とは結果的に別れることになってしまいましたが、改めてモヤッとしたときは自分の気持ちを素直に伝えることの大切さを学んだ経験だったと思います。夏になると思い出す元カレとの出来事です。
著者：野口佳奈／30代女性・都内在住のアラサー会社員。週末はカフェ巡りと映画鑑賞が趣味です。恋愛は少し不器用ですが、誠実さを大切にしています。
イラスト：ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年7月）
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