ホテル級のモーニングを自宅で!
NHK『あしたが変わるトリセツショー』で都内の老舗ホテルの作り方を参考にした「絶品フレンチトースト」のレシピを紹介していました。
最初にあえてパンを乾燥させる工程は少し驚きでしたが、その一手間で濃厚なふわふわフレンチトーストが作れました!
トリセツ流「絶品フレンチトースト」のレシピ
材料(食パン2枚分)
・4枚切り角食パン…2枚
・バター…20g
・サラダ油…小さじ2
【A】
・卵…3個
・牛乳…180ml
・砂糖…大さじ3
今回は4枚切りの角食パンを「ダブルソフト」で代用して作ってみました!
作り方①食パンを乾かす
まずは食パンの耳を切り落として半分にカットします。そのまま網の上にのせ、カチカチになるまでおよそ24時間乾燥させます。
下側になっている面は若干乾燥しづらかったため、余裕があったら途中でひっくり返すと良さそう。
作り方②卵液を作って食パンを浸す
【A】をよく混ぜ合わせて卵液を作ります。
食パンが入り切るサイズの保存容器やバットに卵液を移し替え、乾燥させておいた食パンを浸します。
今回は全てが入る容器がなかったため、分けて浸すことに。
そのまま冷蔵庫に入れて6時間ほどおいておきます。
6時間経ったら裏返して、再び6時間浸しておきます。
写真はちょうど6時間経過した後に裏返した時点のもの。食パンの片面がとろとろになっていました。
合計12時間が経過したら、あんなにたっぷりあった卵液がすっかりなくなっていました。食パンはトングで持つのがやっとなくらいふにゃふにゃ。
これは、焼くのが楽しみです!
作り方③フレンチトーストを焼く
フライパンに半量のサラダ油とバターを入れ、弱火にかけます。バターが溶けてきたら食パンを2切れのせ、蓋をした状態で約5分加熱。
その後、一度蓋を外し、裏返してからまた蓋をして約5分焼きます。
裏返してみると若干焦げた状態に。弱火で加熱していましたが、少し火力が強かったようです。
火加減はなるべく弱くし、時折焼き加減を確認するのがポイントですね。
両面が焼けたら、蓋をとって、側面・表・裏を約5分焼き、火が中まで通ったら完成。残りの2切れも同じように焼いていきます。
盛り付けたら、お好みでメープルシロップ(分量外)などをかけていただきます!
【実食】休日の朝に作りたいモーニング
出来立ては、外サクッ、中ふわとろでまさに絶品!冷めるとしっとりとして、それぞれ異なる食感が楽しめます。
卵の風味やコクも感じられて、ただ甘いだけのフレンチトーストではありません。
さらに、卵液をたっぷり吸い込んでいるからか、一般的なものよりも腹持ちがよかったです。
食パンを乾燥させて、卵液に浸すため、一般的なフレンチトーストよりも完成までに時間がかかりますが、そんなことは気にならないくらいハイレベルです。
食べた時の味わいを思い出しただけでもほっぺたが落ちそう……。
後半戦はメープルシロップとハチミツの両方をかけて楽しんでみました。
メープルシロップをかけた部分は、一気に香ばしさがプラスされて、全体的にメリハリがある味わいに。バターの芳醇な香りもより一層感じられます。
一方でハチミツをかけた部分は、フルーティーな仕上がり。紅茶と一緒に食べたくなる味わいです。
※1歳未満の乳児にハチミツを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。
何度でも作りたくなるフレンチトーストレシピ
個人的には、休日の朝のご褒美として、2日前の夜に仕込んでおくのがおすすめ!手間はかかりますが、一度食べたら忘れられない味。
食べ終わってから「これを家で作れてしまっていいのか?」と思ったくらいでした。きっとリピートしたくなりますよ。