人気店の味をおうちで再現!
BSフジで放送されている『日本一ふつうで美味しい植野食堂』。
グルメ雑誌「dancyu」の元編集長である植野さんがさまざまなお店を訪れてレシピを聞き込み、店主と一緒に作ってみるという新感覚の料理番組です。
今回チャレンジするのは、東京・新橋にあるもつ焼き屋『もつ焼 ウッチャン』の大人気メニュー「マカロニサラダ」。
黒こしょうとスモークチーズを効かせた大人の味わいで、おつまみにもぴったりなのだそうです。
さっそく作ってみましょう!
もつ焼 ウッチャン「マカロニサラダ」のレシピ
材料(3〜4人前)
・マカロニ(乾)…120g
・ベーコン…70g
・卵…2個
・きゅうり…1本
・マヨネーズ…120g
・黒こしょう…2g
・スモークチーズ…20g
・塩…水の量の1%
・オリーブオイル…大さじ1
ブルーチーズ、クリームチーズなど、お好みのチーズに変えるとまた違った味わいに。はちみつを少し入れるとコクが出るのでおすすめですよ。
※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。
作り方①マカロニをゆでる
鍋にお湯を沸かして水の量の1%の塩を入れ、マカロニのパッケージに記載された時間通りにゆでます。
今回は水1Lに塩10g(小さじ2)を入れました。塩を加えるとほどよく塩味がつき、しっかりとしたコシが生まれますよ。
時間が経ったらざるに上げ、くっつかないようにオリーブオイル少々(分量外)をまぶしましょう。
作り方②固ゆで卵を作る
鍋に卵と水を入れて強火にかけ、煮立ったら火を弱めます。約13分ゆで、固ゆで卵を作りましょう。
作り方③きゅうりを切る
きゅうりを2mm厚さに切って塩適量(分量外)を振り、なじむように混ぜて30分置きます。
塩もみをすることで水分が抜けて、味が薄まったり水っぽくなったりするのを防げますよ。
作り方④ベーコンを炒める
1cm幅に切ったベーコンをオリーブオイルで炒めます。
作り方⑤ゆで卵を切る
ゆで卵の黄身と白身を分け、白身を細かく刻みましょう。
黄身を細かくすりつぶします。
作り方⑥スモークチーズを切る
スモークチーズをみじん切りにします。
作り方⑦ソースを作る
ボウルにベーコン(油ごと)とゆで卵、スモークチーズ、黒こしょう、マヨネーズを入れてよく混ぜます。
作り方⑧きゅうりとマカロニを加える
きゅうりの水分を絞ってボウルに入れ、混ぜ合わせましょう。マカロニも入れて、押さえつけながら混ぜます。
作り方⑨冷ます
ボウルに薄く広げ、冷めたら出来上がりです!
ピリッとスモーキー!大人味のマカロニサラダ
ひと口食べてみると、スモークチーズの芳醇な香りがふわっと鼻に抜け、すぐに黒こしょうのピリッとした刺激が追いかけてきます!
いつもの優しいマカロニサラダとはまったく違う大人の味。
スモークチーズのクセになる風味とベーコンの旨み、オリーブオイルの爽やかさなど、いろんな味と香りが次々と押し寄せてくるんです。これは確かにお酒にも合いそう。
炒めたベーコンをオリーブオイルごと入れたのも大正解でした。ベーコンの旨みがオリーブオイルに溶け出していて、それがサラダ全体に行き渡っています。
たまにやってくる、きゅうりのシャキ、パリッとした食感もアクセントに。プリプリのマカロニとのコントラストがたまりません。
なにより驚いたのが味の濃厚さ。
正直、なんでゆで卵の黄身と白身を分けるんだろう……と謎だったのですが、食べてみて理由がわかりました。
細かくすりつぶした黄身がマカロニにしっかり絡んでいて、卵のコクがしっかり感じられるんです。
人気メニューとして親しまれているのも納得のおいしさでした。
もう脇役とは言わせない!
“脇役”のイメージを覆す、パンチのあるマカロニサラダ。お酒のお供にも、特別な日の一品にもぴったりです。
かなり気に入ったので、今後はこのレシピで作ることになりそうです。