「それ間違ってます!」自動製氷機のNGな使い方3選
①浄水やミネラルウォーターを使う
美味しい氷を作るには、塩素の味がしない「浄水器の水」を使った方がよさそうですよね。でも、自動製氷機で氷を作るのなら、給水タンクの中身は「水道水」が正解!
その理由は、塩素を含んでいるから。浄水器の水は塩素が除去されているため、ヌメリやカビが発生しやすくなります。庫内で常に冷やされているとはいえ、塩素が取り除かれた水は長持ちしません。
浄水器の水で氷を作ると、美味しくなるどころか雑菌が繁殖することもあるんです。氷の中に雑菌なんて、考えただけでこわい……!
②タンクのお手入れが足りない
突然ですが、給水タンクお手入れしていますか?水がなくなったら給水はするけれど、しばらく洗ってない……という人も多いのではないでしょうか。
じつは、給水タンクのお手入れ目安は週1回ペース。タンク内はぬめりやすいので、こまめな掃除が必要なんです。
私もたま~に忘れてしまうことがあるのですが、給水タンクはこの通り。ほら、見事にカビが……(笑)。
ふたとタンクの間にあるパッキン部分はとくにカビやすいので、きちんと外して水洗いしてくださいね。
③アイスシャベルをぽいっと放置する
氷を取り出した後、アイスシャベルをケースにきちんと戻す。これも、氷を正常に作り続けるには大切です。
ほとんどの冷蔵庫にはアイスシャベルの置き場所がついていますが、ここに戻さないと自動製氷機が働いてくれなくなる可能性あり!
自動製氷機のセンサーはケースの奥側についていることが多いのですが、この部分にアイスシャベルが置いてあると「氷もう満タンなんだ!」と自動製氷がストップすることがあります。
ちなみに、できた氷が奥の方でまとまっている状態もNG。まだ氷がたくさんあると認識するので、製氷ペースが落ちてしまうんです。
アイスシャベルを元の位置に戻すのはもちろん、アイスクリームなど余計なものを入れないことも大前提。
製氷タンクにポッキンアイス、これはダメな見本です(笑)。氷以外のものを入れることは、衛生的にも問題がありますね。
冷蔵庫の自動製氷機は、意外とNGが多い要注意な部分。この機会に使い方を見直してみませんか?