しかし週末、ゆうき君と訪れた公園でもかつやさんはスマホに夢中。お迎えに来たもえさんが、ゆうき君を放置しているかつやさんに激怒しても、反省する素振りすら見られません。帰宅後ももえさんの言うことを「大げさ」で片づけるかつやさんは、まだ怒るもえさんに「次からちゃんとやる」と言います。
かつやさんの言葉を受け、もう一度チャンスをあげることにしたもえさんは、自分が買い物に行っている間、かつやさんにゆうき君と2人きりで留守番をお願いします。そして、「スマホを見ないで」「目を離さないで」と、もえさんは何度も念押しして買い物へ。
残されたかつやさんは、最初こそゆうき君と一緒にビー玉転がしのおもちゃで遊びますが、そのうちゆうき君から目を離し、スマホを見始めます。
そして、帰宅したもえさんは、ゆうき君がビー玉を口に入れているのを発見! もえさんは激怒し、夫に誤飲の危険性を伝えますが、かつやさんは「大げさすぎ」と軽く受け流します。
埋まらないパパとママの認識の溝…
かつやさんは自分の育児論を語りながら、「過保護すぎる」「危ないことから遠ざけたら成長しない」「強い男になってほしいから、少しくらいケガをしてもいい」ともえさんを批判し、自分の子ども時代と比較。
それに対しもえさんは、「自分が無事だったからといって、ゆうきもそうとは限らない」と冷静に反論し、かつやさんに改めてほしいと伝えます。
しかし、かつやさんはもえさんを茶化して笑い、次第に言い合いはヒートアップ! ついには夫婦げんかに発展……。
その様子を見て、ゆうき君は不安になり泣き出してしまい、慌ててなだめるのでした。
▼誤飲や窒息のおそれがあるので、直径39mm以下の物は基本的に子どもに渡さないのが鉄則。子どもにビー玉を渡してひとりで遊ばせたうえ、口に入れていても注意もせず、危機感すら感じていないかつやさんに対して、もえさんが口うるさく注意するのは当然のこと。手遅れになる前に、かつやさんに危機意識を身につけてほしいところですね。
大人にとってはちょっとした口げんかや言い争いでも、子どもにとっては大きなストレスになることがあります。子どもの前ではできるだけけんかを避け、意見の違いは冷静に話し合うよう心がけましょう。
かつやさんともえさんも、感情的になりそうなときは、少し距離を置くなどして落ち着いて向き合えると良いですね。
※家の中には乳幼児が誤って飲んだり食べたりするかもしれない、危険な物がたくさんあります。直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)の物は赤ちゃんが誤飲・窒息するおそれがあります。赤ちゃんや小さなお子さんの手の届くところに置かないようにしましょう。おもちゃで遊ぶ際は誤飲等に注意し、そばで見守るようにしましょう。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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